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この絵を描いた筆は、羅漢寺の裏手に立っていたまだ若い棕櫚。それがある日伐採されていて、緑の葉柄が落ちていた。ちょうど筆の長さで三角の軸の感触も良かった。いまはもう緑が褪せて、茶色の軸。勝手に生えたのは野棕櫚というらしい。野良棕櫚とも。なんだかいい。
春蘭。金沢からは翁草も連れてきたが早くに消えた。玄関横の黐の根元に地植えしていた春蘭は、鉢植えになった今も花を咲かせる。『ばくの木』『サックスマン』など、初めて童話風のものを書いていた春に最初の花を着けたから、もう25年の伴侶。
詩「春蘭」↓
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