すぐに追いかけてきたはずの九石さんの姿は見回す限りどこにも見当たらない。 空っぽの鉢植えに囲まれたガゼボの下には私達のガウンが並んで揺れている。その奥に見えた小さな足はきっと助手さんのものだろう。 既に私に気付いているようで、つま先がこちらに向けられていた。
「ふふ、可愛いはんぺんだね。きみに懐いているんじゃないかい？」 「ね ねえ何が無いの…？ どういうこと…？ わブッ」 再び横たわった皇ちゃんも羊羹さんサイドに落ちてしまいどうにもならない。 羊羹さんが持ち上げたはんぺんを一匹おれの顔に乗せてきて、おれの質問は遮られてしまう。
「ご安心ください…♡ こちらにはもう何もございませんのて…♡」 羊羹さんの手が彼自身の胸とお腹をなぞって下腹部に触れる。意図がわからながら頷いてみせた。 おれを安心させようとしているらしいその声は、おれの慌てた心を落ち着かせてくれるような静かな色をしているけれど何かが腑に落ちない。
「つばめちゃんがいるなら俺もついて行こうかな」 追いかけようとしたところに声が並ぶ。いつの間にやら私の横には九石さんが立っていた。
🎂本日4月30日は ねむり 様のお誕生日です🎂
🎂本日4月1日は 大神命 様のお誕生日です🎂
「今日はわたしに任せておくれ、小さなお姫様」
🎂本日3月20日は 日下部宏和 様のお誕生日です🎂
🎂本日3月3日は 福禄寿宮羊羹 様のお誕生日です🎂
🎉 𝗡𝗘𝗪 𝗖𝗣 𝗦𝗘𝗟𝗔 𝗢𝗠𝗘𝗗𝗘𝗧𝗢 🎉
