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奥野ビル巷房(3階)は「遠藤竜太展」。版画作品で、ぼんやりとした人物像にノイズがかぶさってる。不安感な作品。巷房(地下)は泉桐子個展「紙片の小舟」。紙といいながら分厚い板に軽い彫りと絵具を乗せて神話ってんじゃないんだけど伝承的イメージ。竜太さんは11日まで、泉さんは本日最終日。
奥野ビルのサロン・ドゥ・ラーは佐藤歩咲個展「warm oracle」。点数は多くないですが、独特なまなざしの女性肖像と、指先を描いた油彩。作品カードの左端、モデルが後藤邑子さんじゃないかって一瞬思いました(残る2枚はご自身だそうです)。8/2までです。
ギャラリーアートもりもと「INSECTS」、福田亨さんの「吸水」が見られた!そのうえ撮影OK!蝶も水滴もすごすぎなんですがよく見たら水の表面張力まで造形されてるじゃないですか。すごいじゃ言い表せないんだけどすごいとしか言いようがない。日本語って貧弱ですねー。8/7まで。
Artcomplex Center of Tokyoの南無子個展「七月の喫茶マリンブルー、弐」は食べ物や鉱物や生き物の和服の柄やアクセの描き込みが甚だしい。きれいな色味の絵。 注連埜絢個展「山月滲む」は知らんけどとうらぶ的世界観の夜の山の聖域のイケメンって感じ。乱暴ですいません。25日まで。
みうらじろうギャラリーの三谷拓也個展「fallin floatin」は天使シリーズ。背中の羽根の収納に苦悩する天使、落ちた羽根を古木で代替する天使といった悲しい光景集。一番痛い作品はここではなくZaroffで見られるというトリックあり。25日までやってます。
奥野ビル、アモーレ&ミ・アモーレはAO展「Luminous」。たとえば植物画は写実で細密なのに女子を描くと顔がこんな感じの漫画ちっくなんですよね。女子を描きながら顔を隠した「malice」という作品がとても良かったと思います。アモーレは20日、ミは22日までです。
みうらじろうギャラリーbisは吉田有花個展「ユウユウヂテキ」。まぶたを血が覆ったような独特の色彩の中に浸された、細かく描かれたオブジェにいちいちコレナンダ?と反応してたら一生見終われないような現代のボッシュ(言い過ぎ)。ACTの「From the 1990s」にも参加なさってました。20日までです。
上野の森美術館の谷原奈摘子さん個展、今日明日ですよ。情念の上塗りが度を超えて情報量が処理能力を上回っちゃう感覚です。見逃すのは本当に惜しい。ぜひ。
みうらじろうギャラリーはひらのにこ展「White Light」。画像はDMと買ったクリアファイルなんですけど(同じ絵だ)、これでも本物よりも全然色が濃いですから。最近の作品って女子をかわいくかわいく描こうって方向性が見える気がしました。着物の子とか。6/6までです。ぜひ本物を肉眼でご覧ください。
新宿眼科画廊奥左はnabechanさん(かわいい絵)とSHUさん(無表情の絵)の2人展「スーパー青少年」。2枚目は名刺です。4枚目のSHUさんのはでかすぎて引きが取れませんでした。色の多い部屋だったなー。26日までです。