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【海の弓腰姫】孫尚香
孫権の妹。幼いころからおてんばで武芸を好んだ。常に腰に弓を備えて遊びまわっていたという孫尚香。海に来てもそれは同じで、波に向かって弓の稽古をしている。この夏の目標は鯨を射止めることである。
#さんすま
イラスト:さとうぽて(@mrcosmoov)
【波突く剣豪】沖田総司
幕末の志士。新選組一番隊組長。若くして天然理心流を極め、最強の剣豪と謳われた。この夏は己の剣の真髄である突きの速さを磨くべく海を訪れた。高速で三度放たれた突きは一つとなり、大波を穿つのだった。
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【南国のかまど】オキツヒメ
日本神話に登場する女神。料理に用いるかまどを司る。基本的に食べることばかり考えており、海に来てもそれは変わらない。今は波打ち際に落ちてきたヤシの実を見て、これに米を入れてかまどで炊いたら、どんな味になるかという想像にワクワクしている。
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【救国の大志】劉備
前漢王朝景帝の子孫。衰退した漢王朝を救うべく挙兵した。黄巾賊討伐には成功したものの、その後も董卓、呂布、曹操と漢王朝を壟断せんとするものは後を絶たない。劉備は、数多の豪傑賢者を従え、漢王朝復興の志を貫かんと戦い続ける。
【美肌公】関羽
蜀漢の名将。男性である世界線の関羽は美髭公の名で親しまれているが、女性である世界線の関羽は肌の美しさで知られている。義妹の張飛にオイルを塗ってもらい、こんがりしっとりと黒い肌に焼き上げるのだ。
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【海辺の太陽神】アマテラス
日本神話の太陽女神。アマテラスが天岩戸に引きこもっている間は世界が闇に包まれてしまう。しかし、元来恥ずかしがり屋なので昼間が長い夏はちょっと苦手。誰もいない秘密のビーチを確保し、波と会話する静かな時を過ごしている。
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【狐の嫁入り】玉藻前
日本平安時代の女性。上皇の寵姫だったが、九尾の狐である正体を見抜かれた末、殺生石に化身した。玉藻前からすれば、こんなことは殷の時代から何度も繰り返している些末な出来事。今生では誰の嫁に行こうかと、花嫁衣装を纏いながら企んでいるのだった。
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