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ヒイシ:フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」に登場する魔神。フィンランドの最も古い神の一人。元来は「神聖な木立」を意味し、生贄を捧げる森を指していた。この世の悪いものは「ヒイシのもの」と呼ばれる。傀儡の鹿を作り、ラップランド中を荒らし回らせたりもできる。
死神ベヘモス:ドイツ、フランスに現れたという地獄の使者とされる死神。ドドンゴと呼ばれるドラゴンに乗って地獄から現れる。普通はベヘモスもドドンゴも人間には姿が見えない為、ドドンゴが出現前に上げる地響きのような唸り声が聞こえたら、教会など聖なる場所へ逃げ込むのがよいという。
ダゴン:古代フェニキアの神。古代パレスチナにおいてペリシテ人が信奉していた。下半身が魚形の海神。本来は豊穣の神だったとも言われる。伝承によってはバアルの父とされる。旧約聖書等に登場し、ミルトンの「失楽園」では、半魚半人の姿で、海の怪物・悪魔として登場している。
クトゥルフ:クトゥルフ神話に登場する架空の神性。海底に沈んだ都市ルルイエに封印され眠っている。人間では太刀打ちできず、しかも好意的ではない。タコに似たな触腕を無数に生やした顔、巨大な鉤爪のある手足、水かきを備えた二足歩行の姿、数百メートルもある巨体、背には細い翼があるという。
バグベア:ウェールズ地方に伝わる妖精の一種。ゴブリンの一種で、全身毛むくじゃらの人の姿をしている。親の言う事を聞かない悪い子を見つけると食べてしまうとされ、よくしつけのために利用される。 母親達は言う事を聞かない子に「あんたみたいな悪い子はバグベアに食べられてしまうよ」と脅かす。
ミミック:器物に姿を変える能力を持つ「シェイプシフター」 と総称される怪物の一種。宝箱そっくりの姿をしており、ダンジョンや廃墟の中で冒険者が宝箱の中の財宝を手に入れるべく開けようとすると、箱の口が牙だらけの口と化して襲いかかり、冒険者は手痛いダメージを受ける。
開明獣:古代中国の地理書『山海経』の「海内西経」に記述のある神獣。天帝の下界の都である崑崙の丘にある九つの門を守っている。大きな体で虎に似て、九つある首は全て人間の顔だという。陸吾という『山海経』の「西山経」に記述のある神獣と同一視されることもある。
カルブンコ:チリのインディアン、アラウカノ族の神話に登場する動物。 金の体をもち貝殻のように開閉する外皮をもった山の生き物。鉱山に住み金を食料とするので黄金に輝いているという。殻を開くと中の金が漏れ光るという。トウモロコシの穂に足が何本もある独特の姿だとされる。
シアエガ:クトゥルフ神話に登場する。何世紀もの間眠り続けている旧支配者。目覚めるとシアエガの復讐が始まる。外見の特徴は1つの緑色の目玉が中央にある巨大な黒い触手の塊。洞窟と暗黒の神。
17世紀初頭のドイツのフライハウスガルテンの小さな町ではシアエガを崇拝し、カルトも存在したという。
ヴォジャノーイ:東欧に伝わる妖精。水の精であるが、男性で、ルサールカの夫とされる。様々な姿に変化し、髭を生やしたカエルのような姿をしているといわれるが、人間の姿をとることもある。住み処は川や湖、池で、特に水門や水車の側を好む。人間を嫌い、隙をついて水中へ引きずり込むこともある。