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グーロ:北スウェーデェンに伝わる伝説の怪物。身体は大型犬に、顔は山猫に似ている。非常に人間の役に立つ怪物で、太い毛は帽子の材料になり、腸は楽器の弦になり、ひづめは目まいや耳の痛みを抑える薬となった。ただ、この怪物には一つ大きな欠点があり、恐るべき大食らいであったという。
フギンとムニン:北欧神話に登場する神オーディンに付き添う一対のワタリガラス。フギンは「思考」を、ムニンは「記憶」を意味する。フギンとムニンはオーディンへ様々な情報を伝える為、世界中を飛び回っている。二羽は夜明けに外に出され、情報を集めてから夜に帰ってきて、主に情報を伝える。
霊亀:古代中国神話等に登場する怪物の一種。四霊の一つ。
中国神話等では、背中の甲羅の上に「蓬莱山(ほうらいざん)」と呼ばれる山を背負った巨大な亀の姿で、蓬莱山には不老不死となった仙人が住むと言われている。千年以上を生きた亀が強大な霊力を得た事で変異・巨大化したものと考えられる。
ネメアの獅子:ギリシア神話に登場するライオン。ネメアの谷に住み、人や家畜を襲ったと。母はエキドナ、父はオルトロスとも、テュポンともいわれる。皮は分厚く、皮膚の下に筋肉が変化して出来た甲羅がある。ヘラクレスの最初の難行がこのネメアの獅子を殺す事だった。その魂は天で獅子座になった。
趙公明:道教の神。黒面で黒虎に跨り金鞭を持つ姿で知られ、現在では元帥神・財神として有名である。来歴の古い神で、古くは疫病を司る瘟神として扱われていた。商周革命を題材にした『封神演義』では道友の聞仲の頼みを受けて殷に加担し、崑崙十二大師や燃灯道人を次々と圧倒する強さを見せつけた。
スコル:北欧神話に登場する狼。魔狼フェンリルと鉄の森の女巨人との子。常に太陽(ソール)を追いかけており、日食はこの狼が太陽を捕らえた為に生じると考えられた。ラグナロクの際には、太陽に追いつき、これを飲み込むという。太陽を飲み込んだ場合、地上の人々は鍋を叩いて吐き出させるという。
ヨグ=ソトース:クトゥルフ神話の架空の神性。時空の制限を一切受けない最強の神性にして、「外なる神」の副王とされる。時間と空間の法則を超越しており、全ての時と共に存在し、全存在がヨグ=ソトースに含まれている。無定形の怪物で、時空間の底の底、混沌の只中で永遠に泡立ち、触覚を持つ。
アイド・フゥエド:世界の最初の男女よりも更に以前から存在していたとされる双子の宇宙蛇。創造神マウによって造り出され、マウと共に世界を作った後は、一匹目は大地の下の海で世界を支えている。二匹目は空に住む虹の蛇で、神の稲妻を大地に落とす。二匹目は、名前の頭に「ダ」がつく。
セントエルモの火:船乗りの守護聖人である聖エルモに由来する妖火。古来より様々な文献で紹介され、古典期のギリシアでは発光が一つの場合「ヘレナ」、二つの場合は「カストルとポルックス」と呼んだ。セントエルモの火が二つ出現すると嵐が収まると信じられた。現在は大気電磁現象の一種とされる。