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理想で作った道を現実が塗り替えてくよ

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『THE FIRST SLAM DUNK』
映画鑑賞で一番嬉しいのは、長年見ている内に染み付いた「画面を分析的に俯瞰して観る」ことを忘れ、ただただ夢中になって画面を見ていたときで、この映画はそれだった。一秒を切り刻み続ける試合の果に訪れる無音の瞬間はアニメーションの本質に肉薄した様なスリルがあった

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そう言えば昨日原恵一監督の最新作『かがみの孤城』の予告見たのだけど、原恵一監督作らしからぬイマドキのアニメ風のキャラクターデザインで結構意外だった。

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『ソー:ラブ&サンダー』
面白かった。愉快な表層と裏腹に「神はクソ野郎で弱き者の祈りなど屁とも思ってません」と言うリドリー・スコット的辛辣さが貫かれている所にワイティティの乾いた感性が発揮されてる。悪役の処理に不満が残りがちなMCUに於いて犠牲者でもあるヴィランに優しい救いがあるのも◎

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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ヒーロー映画隆盛の陰に葬られてきた「倒される為に登場する」ヴィラン達への供養と救済の映画。大変稚拙な表現だけど全ての「悔い」を掬い上げていく優しさにやられてしまった。ソニーよりも「ヴィラン=名優」を雑に使い捨ててきたディズニーもやるべき。

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『劇場版 ソードアート・オンライン-プログレッシブ-星なき夜のアリア』アスナとミトの友情を軸にSAOの世界を描き直す前半はヒロインがこれまでになくイキイキと描かれていて楽しかったが、キリトが出てきてからアスナが急速に通俗的なラノベヒロインの型に押し込められる様でそれに伴い物語も失速した

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『アイの歌声を聴かせて』
『竜とそばかすの姫』に続きディズニーミュージカルオマージュな日本アニメ。キャラ造形やギャグセンスは20年位前のセンスに感じるが、冒頭からAI技術が日常に溶け込んだ世界観の描きこみが素晴らしい。『イヴの時間』より続く虚構を現実と地続きの生活感に織り混ぜ描く天才

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『最後の決闘裁判』
一見エンパワメント的題材を扱いながら最終的な結論と言うか描き方が男が女がとか関係なく「人間みんなクソだしさっさと滅んだ方がいい」なのは流石厭人作家リドリー・スコット。決闘に無邪気に盛り上がる観客や勝者に群がる民衆皆エイリアンに食われちまえ!と思わずにいられない

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『サイダーのように言葉が湧き上がる』細田守や新海誠の様なバキバキな描き込みとは違う、ベタ塗り気味の背景を駆け抜けつつ、団地の間取りや鄙びた郷土資料館の空気、“日本語の書けない外国の少年” “介護施設で腰を痛めた母”と美術・脚本共に奔放な様でサラリと地に足の着いた要素も描く良質地方映画

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『竜とそばかすの姫』宣伝こそ「サマーウォーズに次ぐ電脳世界アニメ」感を全面に押し出してるけど、その実ネットはあくまで一人の少女が声を取り戻すまでを描くツールでしかない。情感の篭った現実の生活描写に比べボンヤリしたネット描写、何よりクライマックスの舞台立てでどちらを優先したかは明白

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ちなみに私がTwitterに登録した一番の理由はこれを観る為です>もうひとつの未来を。


au×Production I.Gのコラボ企画でTwitterアカウント作って何やらすると観れるアニメだった。当時大変信頼してた神山健治監督作なのが決め手だった

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