//=time() ?>
春野草の代表格・タンポポ(英:Dandelion)。古代から薬草の一種として記録が残っていますが、中世ヨーロッパではどうも農民や市民クラスの方がサラダとしても食していた?ようです。16世紀の「アンヌ・ド・ブルターニュの大いなる時祷書」にもイラストとして掲載されています。ちょっと苦味アリ。
エレキャンペーン(英:elecampane)。ネーミングが最近っぽいですが古代エジプト時代からあった歴史が古いハーブ。成長すると2m前後になります。主に根の部分を使いますが、香りはスミレ風味、味はちょっと苦味があるため喉や呼吸器系の薬草として使用。中世ヨーロッパでは砂糖or塩漬けにしました。
なお、ここでいう「ヤナギ」は、日本でよく見るしだれ柳とは違う「セイヨウシロヤナギ」という種類だと思われます。ちょうど3-4月が開花時期なのでシーズン的にあっているかなと。 柳の枝はとにかく丈夫なので、カゴやしょいご、鳥の罠(?)なども中世ヨーロッパでよくみかけます。
2月。日本では梅の花が咲き始めますが、中世ヨーロッパだとなんじゃらほい?と見つけたのが「スノードロップ(snowdrop)」。中世に縛るということではないですが、この時期修道院の周りに咲くことが多い、春を告げるお花です。2/2に祝われる「聖燭節(聖母マリアの清めの日)」、祭壇に飾ります。
ザクロ(石榴/英:Pomegranate)は紀元前からある果実で、中世ヨーロッパの食事情においては、煮詰めてお肉のソースとして登場します。中世後期のイングランド王妃、キャサリン・オブ・アラゴンの紋章は王冠とザクロ。郷里であるスペイン・グラナダの町章です。お墓には石榴の供え物がそっとあるとか。
【教えてもろた中世系イベントのお知らせ】8/11(金)と12(土)大阪市で中世ヨーロッパ文化をまるっと体験できる素晴らしいお祭りが開催されます!中世料理&お菓子はもちろん、当時の巾着袋や中世の歌・楽器なども体験できる、なんたる豪華なこと!関西地方の皆さまは是非!詳細は画像参照♪
セントジョンズワート(St. John's wort)。うつ病などの精神疾患に効果があるとされていますが、中世ヨーロッパ時代の夏至の時期では「邪気を取り払う力」があり魔除けとして利用していました。また6/24は「聖ジョン(ヨハネ)の日」で、その頃に咲くことから命名されたとも。