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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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信矢「つまり、ずっと陰ながら優奈ちゃんを支援してくれたってわけだ」

有理沙「ふふん、もっと褒めたまえ。こっちとしては、研究データが捕れるからwin-winってものだがね」

優奈「本当に凄いです。〈チューニングトリガー〉を貰った時は、勇奈も凄く喜んでて…」

有理沙「もう一人の君なぁ…」

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有理沙「…さて、私達の話はこれ位にして。ここからは真面目な話だ」

優奈「…はい」

有理沙さんの雰囲気が変わった。マスターさんと似たような空気を感じて、私も表情を引き締める。

有理沙「まずは何から話そうか?色々聞きたい事はあると思うけど」

優奈「…じゃあ、〈ブレイバー〉の事を」

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信矢「お前、素材は良いんだからさ。もっと磨けば皆が振り向く位の美人になるだろうに」

有理沙「断る!私は研究第一だし、君以外に見られて嬉しいとは思わん!」

信矢「嬉しい事言うなぁ…あ、長引きそうだから言っておくが、有理沙は俺の嫁な」

有理沙「あっさり言うな!そういう所だぞ君ィ!?」

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優奈「えっと…マスターさんの、妹さんですか?」

有理沙「違~うっ!信矢の妹ではないし、私の方が年上だ!つまりお姉さんだ!」

優奈「ご、ごめんなさい!綺麗だし、マスターさんより少し若いかなって…」

有理沙「お?おお…そうか…信矢はともかく、会ったばかりの人に綺麗だと言われるとは…」

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……有理沙さんというらしい白衣の女性を落ち着かせるマスターさん。

二人の心の距離は、勝手を知った家族のような感じがした。しかし、同時に困惑を隠せない。え?マスターさんって…?

有理沙「では自己紹介だ。私は伊烏有理沙。BNDDオンラインの研究をしている者だ。医者でもある」

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優奈「あ、あの……」
ライト〈悪意ハ無イ、デモ、危険…?〉

???「興奮が止まらんよ!イレギュライザー影響でBNDDオンラインに生まれた、”意思を持つ自浄プログラム”なんて奇跡を目の当たりにしたらねぇ!」

信矢「おーい、落ち着け有理沙。自己紹介が先だろ?」

???「…ハッ!済まないね、信矢」

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優奈「えっと、どちら様でしょうか…?」
ライト〈…イレギュライザーデハ、ナイ〉

???「イレギュライザーと全くの無関係…と言うわけではないがね。…それにしても、だ!」

サーバールームの中に居た白衣の女性が、ライトを見るなり一気に距離を詰めてきた。

???「実際に見ると凄いなぁ、君!」

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???「遅いぞ、信矢~?」
優奈「え?この声は…」

サーバールームに入った瞬間聞こえてきたのは、遊園地で私に〈ブレイバー〉のプログラミングデータをくれた人の声。

信矢「優奈ちゃんが来るのは放課後になってからって、ちゃんと言ったぞ?」

???「あれ、そうだっけ?」

信矢「そうだよ」

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信矢「でも、ここにあるのは”それだけじゃない”んだ」

優奈「…?」
ライト〈?〉

思わず、ライトと同時に首を傾げてしまう。マスターさんは私達を見て笑いをこらえると、オペレーター室の扉を開けた。

すると、視界に飛び込んできたのは……。

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ーBNDDオンラインカフェ〈ペルシュ〉ー

放課後。

私はいつもの様に〈ペルシュ〉に来て、店内の筐体ブースに入ろうとしていたのだが。

信矢「ちょい待ち、優奈ちゃん。今日は君に合わせたい人がいるんだ。付いて来てくれ」

優奈「え?あ、はい!」

ライト〈BNDDオンラインニハ、行カナイ…?〉

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