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ーブンドド学園 校門前ー 優奈「はぁ、久し振りだなぁ……1週間も経ってないけど」 勇奈「(ここが、あんたの通っている学園ね)」 久し振りに学園へ行ける事になった私は、早足で校門を通って校舎に入る。 勇奈「(何か、視線が気になるね。話し声も)」 勇奈の言う通り、皆の視線が私に刺さる。
@leo0009 恐らく柔らかさはレインが一番、しかし対応まで含めた柔らかさはティアちゃん一強ですなー チーム・スカベンジャーの癒しは伊達では無い。 ティア「隊長さんは、好きな人が一番だと思うけど……」
#BNDDオンライン #モノクローム・リライター 人物紹介④ 伊烏 信矢(いがらす しんや) GRID世界を知る方ならば皆様ご存知”ゴミ漁りの鴉”……の、平行世界におけるifの姿。 両親及び弟の勇矢はいずれも存命中。勇矢と共にBNDDオンラインカフェ「ペルシュ」(フランス語で”止まり木”)を経営する。
信矢「おう。一応、家まで送るぞ優奈ちゃん。あ、冷蔵庫に幾つか作り置きの料理がある。好きなだけ取っていきな」 優奈「わ、ありがとうございます、マスターさん。……また、よろしくお願いします!」 信矢「こちらこそ。また色々と考えてから、今後の事を決めていこうぜ」 優奈「はい!」
勇奈「なら、そうさせてもらおう。早く済ませるよ、優奈」 優奈「(勇奈!?)」 信矢「おう。いざという時は俺達も助けられるから、安心して行ってきな」 勇奈「……信用させてもらうわ。ミッションメモリ、セット。ダイブスタート」 動揺する私に構わず、勇奈がBNDDオンラインへのダイブを始める。
勇矢「兄さん、最後のお客様は無事に帰ったよ」 信矢「サンキュー、勇矢。なら掃除の前にお客様一名追加だ」 優奈「え…?」 マスターさんの言葉に思考が固まる。手助けするって言ってくれたけど…? 信矢「ここはBNDDオンラインカフェ。そこらのゲームセンターよりずっと安全だ。君はここを使え」
信矢「……止めてもやるんだろ?だったら、出来るだけ協力するのが俺達のやるべき事だ」 勇奈「……あたしはイレギュライザーだけど?あたし達に協力したらどうなるか、想像は付くでしょう?」 信矢「俺、どん底にいる人間は放って置けないタチでね。それに、忠告はしてくれる辺り信用は出来そうだ」
優奈「でも、私は皆をこのままにして置けないんです!絶対に…また、皆で!」 信矢「梃子でも動かないって目をしてるな、優奈ちゃん」 勇奈「あんたが止めても、あたし達はやるよ。イレギュライザーは赦さない」 信矢「……で、君が優奈ちゃんの言ってたもう一人か」 勇奈「あんたはどうするの?」
信矢「……イレギュライザーに、なっちまっただと?」 優奈「はい」 マスターさんに左手を差し出し、左手の掌に焼き付いたコネクターの痕を見せる。 信矢「……これは、確かにイレギュライズメモリのインストール痕だな……アンインストールは出来ないのか?」 優奈「はい。その理由も説明します」
信矢「そして、優奈ちゃんが大事に巻き込まれた事は分かったんだ。俺に君を解雇する理由は無い」 「ただまぁ、立ち直った時点で連絡は欲しかったな。電話でもメールでも。心配しちまうからさ」 優奈「……ありがとう、ございます」 信矢「分かればよろしい。さてと、まだ相談したい事はあるか?」