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「…山i姥i切の家に生まれた双子は…人ではなく山神の贄。生まれた時からどちらかが贄の役目を終えるまでお互いしか名を呼んではならない…。でも俺はこの先、俺の代わりに贄になったお前の姿で、名前で生きていく。…やくそくだよ、いっしょ…。約束だ…チョウギ。二人で一緒に旅をしよう」↓
「――また話を。ああ、もう一度あんたと話をしたかったな。…やっと森の終わり…――」
『…でも。今日のことは忘れないで。泣かないで。お前が笑っていたほうが、俺は幸せなのだから――』
「いつか、ヤシキの外に、いっしょにでられるかな…」
「でられるよ。いっしょにいこう。あのね、おれがたくさん本を読むのは、大きくなったらお前と旅をしたいから。いっしょにいこう」
「いっしょ?」
「やくそくだよ、いっしょ。また木の上ではなしをしよう」
「うん。また、はなしをしよう」↓
「間もなく森を抜ける。…そういえば幼い頃に約束したな」
「…また木の上」
「お前ものぼっておいで。いいものがみれるよ」
「こわくはないの?」
「ないよ。ほら。××××、手のばして。…うん、よくできました」
「…!ヤシキの外、絵本でしかしらない…!」
「うん、うん。すごく広くて遠い」↓
「…大分歩いた。あの教会からも、村からも大分遠ざかったな。この道は確かに獣も人の追手もない。ああ、結局あんたは選択すら俺にさせてくれなかった。あの日、気紛れに村へと訪れた魔法使いに頼み、俺には何も相談せずに自分が生贄になることを確定させた。…あんたは馬鹿だ。大馬鹿者だ」
へしんばは
「もしも、生まれ変わるなら〜AfterAfter〜」
第一にこれきます。
そこからお待たせしてる分のアップです。
あと長いのでちょっと次へ。 ↓
そいやー、ちょぎのコーデはここ青い花が共通テーマになってる。
話の中に出てくる贈られた花はこんな形で全コーデに反映させた。
それぞれ、体装飾・服・頭装飾で。
#擬人カレシ
「それ、は」
「けれど、1つだけ違う。俺はお前ほど恐れるものなどないんだよ。だって双子とはいえ俺はお前の兄だからね。泣き虫の弟を守るのは当たり前だろう?ふふっ、なんなら捧げられるより先に山神でも何でも斬って捨ててしまえばいい」
「…死にたくない。でも、あんたにも死んでほしくない」↓
「え?」
「嘘が下手くそ。本当は怖いくせに」
「…そんな、ことは」
「俺が替わろう」
「なっ…駄目だ!いけない」
「どうして?」
「や、山神の怒りに触れる!」
「だってお前も今"そうだな"と言っただろう。山神など信じてないと」
「それは…」
「お前が俺の立場なら同じことをしただろう」↓