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美「もし無人島に行くなら何を持って行きますか?」
智「地理と気候と生態系はどんな感じ?」
美「もう。心理テストなんですから気軽に答えてください」
智「ごめんごめん。美園……(は?って聞くのもルール違反か)」
美「私ですか!?」
智「ん?……えーと、来てくれる?」
美「はい。頑張ります!」
美「大学にはたくさん近道があるそうですね」
智「あるんだけどね」
美「どうかしたんですか?」
智「美園は余裕持って行動するだろうし必要無いと思うよ」
美「でも、ちょっと知りたいです」
智「歩きづらい道が多いからあんまり通ってほしくないんだよ」
美「……じゃあ、ずっと知らないでおきます」
智「ハロウィンか。その時期は凄く忙しいから、イベントは難しいだろうね」
美「あ、確かにそうですね」
智「うん」
美「じゃあ、個人的にお菓子を作ってきますね」
智「楽しみだけど、大変じゃないかな」
美「……トリートよりも、トリックの方がお好みですか?」
智「トリッ……ートでお願いします」
智「制服が無いから服選び面倒だよね」
美「そうですね。でもその分楽しさもありますよ」
智(女の子らしい考えだ)
美園「他の子の服装を見るのも勉強になりますし」
智(美園らしい考えだ)
美「ですので、牧村先輩にも色々ご教示いただければと」
智「……教えることある?」
美「はい。たくさん」
美「七月は実行委員の活動が無いんですよね?」
智「試験期間だし、忙しくない時期でもあるからね」
美「…………」
智「どうかした?」
美「あ。いえ、七月は時間が空いて寂しいなぁって……そんなこと言わず、に勉強しないといけないですよね」
智「……そうなんだけど、寂しくなるよ。本当に」
美「試験は高校までと何か違うんでしょうか?」
智「色々あるけど、答案が返ってこないのは大きな違いかな」
美「成績が出るまでは自分が何点取れたかわからないんですね」
智「自信が無いと長い間スッキリしないんじゃないかな」
美「頑張らないといけませんね。夏休みは、楽しみたいですから」
美「夏はイベントが多い印象で、楽しみです」
智「うん。でも試験があって休み八月からだし、帰省もあるし、意外とみんなでワイワイとはいかないんだよね」
美「あ。確かにその辺りを考えておかないといけませんね」
智「長いと思ってるとすぐだからね」
美「ところで。牧村先輩の帰省のご予定は?」
智「OB? 本番が近くなると裏方として色々手伝ってくれるよ」
美「頼もしいですね。でも、普段はいらっしゃらないんでしょうか?」
智「たまになら委員会室にも来るよ」
美「あ、そうなんですね。良かったです」
智「良かった?」
美「引退したらお別れだと、寂しいですから」
智「……そうだね」
智「図書館の使い方?」
美「はい。今の内に覚えておきたいなって」
智「入学後のガイダンス以来図書館使ってないんだ。ごめん」
美「とんでもないです。理系の方だとそうなんですね」
智「覚えとくべきだったなあ」
美「じゃあ、牧村先輩が必要になった時のために、私がしっかり覚えておきますね」
美「時々構内で自転車に乗っている人を見かけますよね」
智「うん。駐輪場に停めさえすれば問題無いからね」
美「移動距離が長い人は便利なんですね」
智「美園は使わないの? 人文棟は遠いし」
美「私はいいです。細かい移動も多いですし、それに、誰かと一緒の移動がしづらくなっちゃいますから」