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青々と岩波文庫は並びをり次第しだいに淡くなりつつ/門脇篤史『微風域』
行き止まるたびになにかが咲いていてだんだん楽しくなるいきどまり/虫武一俊『羽虫群』
ふりかえる雲の名前を訊くために /なかはられいこ『くちびるにウエハース』
たやすみなさい
きみもまださびしいですか北に住む猫背猫舌猫目のひとよ/久野はすみ『シネマ・ルナティック』
たった今うれしい夢をみていたようれしかったのだけがわかるよ /岡野大嗣『たやすみなさい』
でたらめな呪文でひらく十二月/八上桐子『hibi』