たちばなさんのイラストまとめ

今一番新刊が待ち遠しい漫画のひとつ、「まどろみバーメイド」は今回も面白かったです。初の長編グループバトルなのに、主人公がどっちにもつかずに蚊帳の外にいるのが斬新ですね。事の発端となった因縁を考えると、弱みを握られるとか、ご都合主義的に主人公が巻き込まれるより良い選択だと思います。

「最後の秘境 東京芸大」面白いです。芸大生の面白い部分をテーマにしつつリスペクトがあり、伝え方も上手で分かりやすい。なにしろネームがリアルです。リアルだと、すっと心に入ってくるんですよね。そのように言った人の気持ちが直接伝わってくるから。強い。

「葬送のフリーレン」面白かったです。
魔王を倒した勇者パーティにいたエルフのその後、という設定ですね。この漫画、キャラクターがとても良いです。人の心をしっかり描こうという意欲が伝わってきて、読んでてついつい感情移入しちゃいます。マンガ大賞、読んだら納得、という内容でした。

稲井カオル先生の「そのへんのアクタ」を読みました。偶然ですけど、昨日読んでた「ザ・ファブル」に若干被った設定ですね。あっちもこっちも面白い！
会話のボケツッコミが楽しい漫画です。さすが大阪出身の作家さんですね、台詞を頭の中で音読してみると分かるんですが、会話のテンポがすごく良い😌

「推しの子」１巻読みましたわ！
予備知識なしで読んだから、かなり意外なストーリー展開で面白かったなあ。「アイドルがテーマの少女漫画なのかな？」くらいに思ってたら、まあ、なんと言うことでしょう…！という。
でも、「絡新婦の理」文庫版は、幼稚園児が片手で持てないからな！笑

大島千春先生の「綿谷さんの友だち」すごく面白い。まず女子の世界ってこんな感じなん？というファンタジーが面白く、また無垢でまっすぐすぎる主人公の清涼感が気持ちいいです。
この漫画は、何かを否定しようという攻撃的な要素がなるべく排除されていて、人が肯定的に描かれているのが素晴らしい。

バクマン読もうかなあ…と、迷いながら読んでた漫画。漫画家漫画の中だと最高に笑える２作じゃないかな。

男女の恋愛を主題とした漫画という事では、杉本萌先生の「たりんたらん」とか、ろびこ先生の「僕と君の大切な話」が好きなんですけど、「じゃあ、どういう話？」って訊かれても説明しづらくて困っちゃいますね。
「変なカップルの話」っつっても、たいがいの恋愛漫画に当てはまるし。設定も学園だし。

バキは、ありとあらゆる「因縁、決闘、決着」をプレゼンするという、とてもシンプルにして唯一無二の漫画。シンプルなのにマンネリにならないのは、惰性でつまらない方向へ行こうとしても、強引に面白い方向へ話をねじ曲げる機転があるから。あとは天才的な演出の力。

和山やま先生の「女の園の星」面白いです。女子高生の面白さを、いい塩梅でデフォルメさせてますね。やりすぎるとリアリティが損なわれるし、地味すぎると、ありふれたものになるので難しいですね。マンガを描く女子高生の回は爆笑しました。沙村広明先生みたいなマンガを描きますねw