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『スノーピアサー』感想
社会に存在する格差の縮図として、高速で走り続ける「地球最後の列車」を描いたSF作品。最後尾車両から先頭車両まで、ノンストップで駆け抜けるスピード感と、残酷な「真実」が次々に明らかになるストーリー展開に惹き込まれた。シリアスモードのソン・ガンホがカッコよすぎ。
『ミスト』
街から人が消えるということで、なんとなく学生時代ぶりに鑑賞したら、あまりにも『ウォーキング・デッド』のエッセンスが凝縮されていて驚いた。見て良かった。ありえたかもしれないリック・グライムズの姿を、この作品の主人公に見た。そしてラスト、トラックに乗って通りすぎるのは…
『母なる証明』感想
殺人容疑をかけれられた知的障害を持つ息子。息子の無罪を信じ、献身的に事件の真実を追う母親だが、だんだん彼女が必死になる理由は「息子のため」ではなく「自分のため」なんじゃないかと思えてくる。母親をモンスターにしたのは、女の権利を冷酷に奪い続ける、この世の中だ。
『天気の子』感想。
セカイ系って、ちょっと苦手だった。この世には自分たち以外にもたくさんの人が暮らしているのに、それを見ないふりして「僕と君」だけに収束しているから。でも、今作は間違いなくセカイ系なのに、自分たち以外のたくさんの人がいて、「僕と君」の責任を和らげる優しい映画だった
最近の映画、やけに消防士が多くない?
・プロメア→主人公
・神と共に→主人公(たぶん)
・旅のおわり世界のはじまり→主人公の恋人
・きみと、波にのれたら→主人公
『サバハ』感想。
Netflixオリジナル作品。『コクソン』が好きな人はきっと気に入る、韓国の宗教ホラーミステリー。裏主人公として登場する金髪青年の「信心」が丁寧に描かれてて、彼の今までの人生を想像したら、泣けてしまった。『神と共に』の閻魔大王、イ・ジョンジェさんが出てます。
「プロメア」感想。
「スパイダーバース」に気後れすることはない、日本には「プロメア」がある!と言わんばかりに熱い気持ちが込められた作品。規模のデカさ、ロボがぶつかり合うバトル、そして見得きり。「これぞトリガー!」な作品の中で光るメインキャスト陣の演技があまりにもすごい。放心状態。
「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン」感想。
みさえカッコよかった! 子供を抱えた妻が、さらわれた夫を助けるために必死で冒険する物語を描けるのって、今の日本ではクレしんくらいだと思う。マッドマックスFRとインディジョーンズと両親の恋人時代の昔話を混ぜたとんでもない映画です笑
「ファーストマン」感想。そうか、本物の宇宙、こんなに怖かったんだ。未知なる深淵に足を踏み入れることができる人は、使命なんかよりも極めて個人的な執念や哀しみに激しく突き動かされている。彼が月を見つめる目を見たか。英雄の目ではなく、一人のちっぽけな人間の切望がそこにあった。