虎ノ尾舎さんのプロフィール画像

虎ノ尾舎さんのイラストまとめ


小説を書いています。デジ絵練習中。蚤の心臓ですが、虎の尾を踏む心意気は持っていたいのです。(せっかくアカウントつくったしナニカ言わねば、ということで始めた「1日1回虎について呟く」活動は、先日367虎目にして終了しました。次に何をするか考え中(小説はどうした))

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ほぼこたつ、いやソファ記事ではありますが、虎を追って古今東西を旅する日々は楽しく、熱中するあまりやがて本来の目的を見失い、何時しか途は山林に入り、知らぬ間に自分は左右の手で地をつかんで走っていた……
とはならず、ソファでスマホを打っております。

「何も見ないで描いた虎」1年前と今日

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眠らせている間に性的関係を結び、家族に不和をもたらすことも。治療せず放っておくと再三訪問を受け、干からびて死ぬ。
虎形態の時は「ムルルプリ(魅惑的な虎)」とも呼ばれます。「虎の姿で人に見つかり狩られそうになると、女に戻って木の根っこを掘ってるふりをする」ていうのはちょっとかわいい。

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今日のトラは《怪異の虎②》
東南アジア圏では “1民族1人虎” と言って過言でないくらい、狼男の虎版「人虎」の層が厚いのですが、以前ちょっと取り上げたので今回は除外。
マレーシアの「ハントゥ・ベリアン」は虎の精霊。なぜか鳥の姿で虎の背にとまり、毛をむしっては投げむしっては投げ……

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この人の背中にも付いてる…

ちなみに英語ではマンダリンスクエア(Mandarin square)と言うそうです。マンダリン=清王朝の官吏 で、「清の公務員がつけてる四角いやつ」て感じ?
中華ぽい服の立ち襟を「マンダリンカラー」て呼ぶのはそれでか…

左『掌翰史・虎旗』国立国会図書館蔵
右 清朝末期の官僚

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今日のトラは《使節団の虎》
引きつづき琉球の虎話。
琉球王国が江戸幕府に使節を送る「江戸立ち」の行列では、『金鼓』と記された大字旗(ウージバタ)と共に、両手を広げた聖獣『飛虎』を描いた虎旗(フーチー)が掲げられました。


森屋治兵衛 和泉屋市兵衛『掌翰史・虎旗』国立国会図書館蔵

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今日のトラは《書紀の虎 高句麗篇》
645年、高句麗から帰国した留学僧が、同輩の鞍作得志(くらつくりのとくし)さんについて以下のように報告しました。
「得志は虎を友とし妖しの術を習い、誰にも言わない約束で万病を癒す針を貰いました」

…奇しくも「虫殺し」大化の改新の年の記録です。

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今日のトラは《おじいさんvs虎》
2月2日は語呂合せで「おじいさんの日」らしいので。
①『とらとおじいさん』は、印パンジャブ地方の民話「とらとバラモンとジャッカル」を元にしたもの。虎に食べられそうになったおじいさんは「皆に聞いてからにしてはどうか」と提案、周りに意見を求めます。

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② 『じつは食べられるいきもの事典 おかわり!』(松原始/2021)
同タイトルの事典(2020)の第2弾。
虎の密猟は毛皮狙いだとばかり思っていたのですが、調べるといまだに薬効を信じて骨などを漢方利用する人々もいるらしく。『本草綱目』の罪深さよ…

虎の絵の「ダメ!」ていう表情が雄弁で好きです。

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虎との出会いについて中文をムリヤリ翻訳してみたところ「山から飛び出してきた虎の首にリボンをかけ、ふん縛って手綱とし、背に乗って降伏させ……」とかなっちゃって、たぶんリボンってとこだけ間違ってる。

前の画像が一般的な趙公明。
こちらは藤崎版。

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