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「ぱぱもかえってきたことだし、ごはんをたべるわよ」 「おう!ただいま!」 「おかえりなさいあなた、ばんごはんははんばーぐとおみそしるときりんさんよ」 「いやそ…ぁ……うん、キリンさんだよ!」 もうキリンでいいやとカレーのつもりで作った粘土を遠い目で見る。
「…いつもいっしょにおままごとしてくれるのに…おなじごはんばっかりだったらマリンあきるでしょ?……おどろいた…?」 キャンドルは首を傾げる。 「……昨日キャンドルがいなかったのって…」 「ハンドガールのところでこっそりつくってたの」
恐る恐る廊下を覗くと、尻餅をついたマリンがいた。 「~~~っ…こらー!みつるー!」 「うわ、はい!??」 「いきなり開けたらあぶないんだぞ!」 「ご、ごめ…立てる?」
これは更新で投げ損ねたスチル
「手が好きなんです。フェチと言いましょうか、それとも性癖でしょうか。とにかくわたしは手があると安心するんです。こういう人もいるってのを覚えておいてくださいね」 「……そう、なんだな…」 俺は少し納得したように頷くとハンドガールは笑い返してオブジェを戻した。
蕾と芽だけの鉢植えが少し目についた。
「角砂糖いくつか入れる?」 「あぁ…じゃあ2つで…」 「2つね」 花畑は瓶の蓋を開ける 「…………」
そう思いゆっくりと身体を起こし振り返ると目を疑うような光景が広がっていた。 「────ッッッ!!!?????」 これでもかというほどベッドが血塗れだったのだ。
……自分も部屋に戻ろう。そしてまた明日、誰かの話を聞いてみよう。思い付く自分に出来ることは、それしか無いんだから。階段へ向かおうとしてふと辺りを見渡す。…玄関が見当たらなかった。 「…未練を晴らさないと出口が無いのかな…」 なんて呟きながら、階段を登り自分の部屋の前に立つ。
キャンドルとマリンに続いて階段を降りる、ここが先程マリンが言っていた一階だろうか。 「マリンとキャンドルの部屋がこの階…なんだっけ?」 「そうだよ!103号しつ!」 「わたしは102ごうしつ…」 二人は手を繋ぎ空いた手でそれぞれの部屋を示す。