八十嶋康夫さんのイラストまとめ

『KYOTO BLACK 白い悪魔』シリーズ化されているとは知らず。本宮秦風、山口祥行、松田一三が関西ヤクザと戦う作品かと。関西ヤクザの首領は小沢仁志。本宮が会社社長のバカ息子を更生させようとするが。昔の仲間が、、。國本鍾建小さい役だが迫力あるな。昔からVシネで活躍している。

『ＰＯＶ　～呪われたフィルム～』鶴田法男監督による主観映像を駆使して描くホラームービー。アイドルが卒業した中学での心霊現象を取材にいくと、、。この前読んだ小中千昭氏の『ホラー映画の魅力』という本で心霊映画の第一人者として鶴田監督が挙げられていた。映画本編が終わった後に、、。

『黒い乙女Q』佐藤佐吉脚本監督によるオリジナル。QからAへ繋がる二部作の前編。正にサスペンスからホラーへ。里親へ引き取られた少女の幸せが終盤の大どんでん返しで地獄へ。『黒い乙女A』への序章的作品か。あの里親の裏と表佐藤監督うまく演出している。観ている側もこんな展開予想だにしなかった。

遂にヤングポール監督作映画「ゴーストマスター」（主演：三浦貴大、成海璃子、板垣瑞生）が冬に公開される。Vシネマの助監督、俳優、CM演出を得てついに劇場公開長編作を監督。個人的に注目していただけに感慨深い。

『ときめきに死す』森田芳光監督。１９８５年製作。森田監督が外部ながら日活ロマンポルノを撮った後の作品。沢田研二が殺し屋の役。森田監督らしく当時のマイコンが多用されている。演出も独特。しかし今観ると古臭く感じてしまう。とにかく１９８０年代は森田監督の全盛期だったことは間違いない。

『㊙女郎市場』曽根中生監督。頭の足りない片桐夕子演じる女の子が買われて江戸の女郎に成り。名器であるものの頭の弱さが原因での客とのどたばたが描かれる。非常にゆるい作品で場末の日活劇場にかかるにはよかったかも。

『女闇金・千鶴』山内大輔監督。六本木のキャバクラでトップだった古川いおりが男関係で弱みを握られ女闇金をやるはめに。血も涙もない古川いおりの演技がいい。そして森羅万象のくそ親分ぶりががつがつ飯を食ってるだけでその過剰演技が目障り。助演のしじみさん壊れた感じが怖いくらい真に迫ってた。