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藤堂「よう、なんだ?俺が女にモテるのかって?くっだらねぇ。そんなこと考えてる暇があったら少しは手習いでもしやがれ。この前テメェが書いた文、誤字だらけだったぜ。……はぁ?顔がいい?俺のか?だからモテそうに見えるって…?けっ、んな事にゃ興味ねぇな。俺は女になんぞ構ってる暇ねぇんだよ」
沖田「ふぁぁ、おはよう!いい天気だから外に出たいね!え?大人しく寝てろ?きみさぁ、この薬飲んでみなって。恐ろしいまずさだから。人間が口にしていいものじゃないよ。もっとこう、饅頭味とかみたらし団子味とかあったら喜んで飲むんだけどね。やっぱりいまだに薬は苦手。ねぇ、代わりに飲んでよ」
峰吉「いやー、最近よくいろんな人から、絵草紙はもう卒業しろって言われるんだけど、人を楽しませる名著に上下なんてないと思わない?文字でびっしりな本の方が絵草紙より格上なんて、一部の人の身勝手な戯れ言でしょ。僕は気にしないなぁ。絵草紙が大好きだから!おじいちゃんになっても読むね!」
りく「ひどい…廉さま、付き合いとはいえ遊郭に足を運ぶなんて!アタシというものがありながら!アタシは廉さまがいないと生きていけない。廉さまがこの世の全て。捨てられるくらいなら、いっそここで果てるしか…あーん!廉さまおかえりなさぁい!お土産!?アタシの好物だぁ!きゃー!もう好きぃ!」
矢生「今宵は雨。盗みの予定もなく、静かな夜。それがしは、仲間を連れ花街へと出た。瞬蔵(水瀬)はおなごを嫌うておるゆえ、いつしか姿を消したが、明允(深門)は朝までおった様子。それがしが帰ると、りくがむくれた面をしておった。土産にと買うてきた菓子を共に食らううち、機嫌はなおった」
水瀬「うるせぇな、俺に話しかけんじゃねぇよ。てめぇら三下と話してる暇なんざねぇんだよ。ああ、しかし最近はつまんねぇな。盗みと殺しが結びつかなくなった。ヌルい時代だぜ。まァ俺はそんな波に乗ってやるつもりは毛頭ねぇけどな。人間の肉を裂く快感に勝るものなんぞ、この世にねぇ。血を見せろ」
深門「あ~めんどくさ。働く気なんてさらさらねぇし、女ひっかけに行くのも億劫だ。こんな日はゴロゴロして過ごすか~。でさぁ、りくちゃん。今度飯でもどう?…いってぇ!本気で殴った!?下心とかないって!廉くんとデキてるの知ってるから!ただ女の子に奢ってもらうのが好きで……いってぇ!」
シノ「なんだい?アタシがなんで男装してるかって?そりゃ前にも話したことある気がするけどさ、女だてらに職人やってちゃ、ナメられるからよ。まぁ、腕ならそこいらの木っ端写真師どもにゃ負けないよ!だからさ、キミも安心してついてきなさいっ!写真のイロハから手取り足取り教えてあげるよ!」
霧太郎「ちょっと相談があるんやけど…ええかな?かすみさんの事なんやけど。彼女、好きな甘味とかあるんやろか?…あああ、いや、なんや、ちゃうんや、あれなんや!かすみさん最近ええ感じに体も動くようになってきたとこやし、一緒に甘味処にでも行こかいう話になって…あ、逢引きやないよ!?」
雪子「なぁなぁ、聞いて!うち最近、そーちん(沖田)とよう甘味処に行くんやけど、あの人病人や思えん勢いで団子を頬張っていくんよ!食欲ないんやないかなって心配してたんやけど、なんや、ウチの前では元気なんやて。ほんまに変な人~。でもちょっとほっとしたわ…って、何やその、冷やかしの目!」