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★きみはポラリス/三浦しをん
ひとつとして同じ星は無いように、全ての恋愛の形は違う。
普通とは少し違う、だけどそれぞれ間違いなく輝く愛のかたちを集めた恋愛小説集。
全てを肯定できる程私は成熟し切っていないと様々な切り口で開く愛のかたちを見て思う。
10年後は違った印象を抱くだろう
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★月とライカと吸血姫 6/牧野圭祐
異なる国が月面着陸という目標に向かって協力するに当たって起こる様々な衝突もリアルで、それに翻弄されるレフやイリナ達宇宙飛行士、バートやカイエ達技術開発者、関わる人物全員が確かにそこに生きている。
「科学の力を証明すべし」―この一文に尽きる!
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★君死にたもう流星群 5/松山剛
大地の成長・変化に重きを置いている展開に、やはりこのシリーズ1番の軸である夢を追う大切さを教えられた。
もちろん「大流星群」に関するストーリーも着実に進んでおり、特にラストの引きが強烈で、この先どうなるのかが気になって仕方ない!
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★また君と出会う未来のために/阿部暁子
「どこよりも遠い〜」と対になるような本作は、時を超えるという主軸はそのままに、それに伴う葛藤、人間関係の悩み、心の底に沈む闇まで丁寧に描かれている。
優しい嘘の意味に気付いた後、表紙絵はまた違った意味を持って見えるのが見事。
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★死に挑むワルキューレ/青川志帆
魔術で体を作り替え、敵陣が仕向ける死神に唯一対抗出来るワルキューレとなり戦うという独自性が良い。
あまりにも死に近い戦場での禁断の恋にはやはりドキドキさせられる。
次第に覚悟を決めていくソフィーの精神的成長が繊細に描写されており、共感できる。
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★後宮の烏 3/白川紺子
物語は霄国を飛び出し、海を渡って異国にで広がっていく。
自然と関わらざるを得ない人が増えていくことに対し、いまだ葛藤する寿雪がいじらしい。
彼女の周りの人は思ったよりも秘密が多いようで、これらがどう明かされて、どう今後の展開に絡んでくるかが気になる。
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★楽園とは探偵の不在なり/斜線堂有紀
二人以上殺せば地獄行きの世界で起きた連続殺人事件の真相とは―。
ミステリーにおいて、殺人犯が第三者により地獄へ落とされるという発想がどれだけ革新的か。
この世界でしか通用しないトリックには天晴れと言いたい。
SFとミステリーの最先端をいく作品
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★ティンカー・ベル殺し/小林泰三
夢の中のネヴァーランドでの妖精殺しを暴けるか―。
今回もトリックには気付けない!
思わずやられたと言いたくなる巧妙な手口はシリーズに一貫しており、今回も健在。
相変わらず誰も彼もが健全に狂ってる。
著者お得意のこのクセになる狂い具合が最高だ。
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★君に出会えた4%の奇跡/広瀬未衣
ブルームーンが導く京都祇園での忘れられない恋物語。
この4%の中で、人と人とが両想いになる確率はどれ程の奇跡か。
「もしこちらの世界にもう一人の僕がいたら、必ず君を見つけるよ」
過去と現在が交錯した先の着地点までも綺麗な物語だった。
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