かか/宇佐見りん(河出書房新社)


離婚を機に心を病んでいく「かか」それを抱えきれずにいる娘の「うーちゃん」。
心身ともに共依存の関係だと思う。
かかに対する憎悪感と愛情という相反する感情や、女性の「性」に対する思いが心に容赦無く突き刺してくる。

1 39

第33回三島賞・山本賞が決定 宇佐見りん『かか』、早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』が受賞
https://t.co/Dr6vAx9C6J

宇佐見さんは21歳、現役の大学生で、三島賞の最年少受賞者となった

5 8

宇佐見りん『推し、燃ゆ』

「逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を"解釈"することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。デビュー作『かか』が三島賞候補の21歳、圧巻の第二作。」

これは絶対に面白いやつだわ。

9/11発売。買おう。

https://t.co/GJxzJxAxUt

55 151

『かか』宇佐見りん、 

ひゃっこい文体なのにとてつもない熱量。これは血だ、血の味だ。
精神と身体にまとわりつくもの全ての温度と味と触感を感じる。
ものすごく近いものに近づきたくて、遠ざかりたいような。

140字できれいにまとめたくない気持ち。

2 11

宇佐見りんさんの『かか』を読んだ。文藝賞作品で評判も聞いていたので読もうと。
はっきょうしていく母(かか)のことで悩むうーちゃんが、あらゆることを抱えながら旅に出る話。
一人称小説ではないものの、このうーちゃんの葛藤描写がとても良かった。1

2 7

文藝賞受賞作『かか』の衝撃!小説がここで生まれているのだ「杉江松恋の新鋭作家さんいらっしゃい!」
https://t.co/R110z8ow8v

2 2