キャラの関係性④ 石斎と加賀知
本シリーズにおける隠れた対立関係。
加賀知とは石斎が若き日に与えられた術号。
みずから石斎と号し、老いたのちには忘れられた名。
過去のおのれと、いずれ来たるおのれ。
決して交わる筈のないふたつの影は時に交錯する。
その邂逅が生むものとは。

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キャラ紹介④ 加賀知(かがち)
本作の主人公・石斎の若かりし頃の姿。
幼くして修行に就くことを命じられ、それと前後して母は自死。
まだ少年とも言える年頃から一人前の術士として働くことを余儀なくされる。
反骨心に満ち、上役の命に背くことも一方ならず、やがて里から逐電する。

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キャラ紹介③ 真人(まひと)
本作の脇役。
藤神の里が崇める鬼神〈鬼丸〉として生まれた子。
父は先代の鬼丸と目されるが、母は花嫁となるさだめにない女だったため、生まれ損ないの半人半鬼となる。
母の死後、伯母である水無瀬に引き取られて育つ。
石斎を祖父とも父とも慕って懐く。

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キャラ紹介② 水無瀬(みなせ)
本作のヒロイン。
鬼の花嫁となる宿縁の下に生まれた、石斎の易占が指す運命の女。
幼時は鬼に嫁ぐべく識を封じられ、祖父たる里長の傀儡として育つ。
戒めが解けたのちは石斎の後押しを受けて術師を志し、遂には〈帝都の外法師〉と呼ばれるまでになる。

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キャラ紹介① 石斎(せきさい)
本作の主人公。
開祖四家の一、紫野ノ目の傍流に生まれた男。
母が主筋に近く、父はさほど力のある術士ではなかったが、徒花のごとく希有な血を開花させる。その代償であるかのように、彼の血を引く子はすべて死産となるか産褥で死ぬ母と命運を共にした。

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相関図
かつて加賀知の名で働いていた男は老いてのち、石斎と号して山奥に草庵を結ぶ。爾後、隠棲者として過ごす男のもとにあらわれたのが、運命の女・水無瀬。彼女に引き取らたのが鬼子・真人。決して触れあわぬ男と女、恋敵と知りつつ睦む老爺と幼子の関係は、石斎が死ぬまで続く。

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作品紹介③
かえるのもり創作の外伝からの更なるスピンオフ。
外伝では脇役だった石斎を主人公に描く、江戸末期から明治前期を舞台とした和風伝奇。
愛した女の悉くを死に至らしめてきた男が、今生最後に出逢った運命の女。
その女の故に死ぬと知りつつ身を投げる、烈火の如き恋物語。

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用語解説⑦【反魂(はんごん)】
外法の中でも禁呪中の禁呪。
死者の魂を喚び返し、姿をとどめる呪法。
ことに藤神に伝わるそれは一度きりのもの。
喚ばれた者は術士の問いに答えねばならず、応じたのちは魂の一片も残らない。
これにより喚ばれた石斎は、二度と戻れぬはずだった。

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用語解説⑤【天狗(てんぐ)】
石斎が成り果てたモノ。
背に一対の翼を負い、深山幽谷を自在に渉猟する化生。
顕す験力は比類無く、あらゆる外法を能くする。
元は死人返りに過ぎなかった石斎は、業極まって天狗と化す。
それは、地獄にも涅槃にも逝けぬ彼に相応しい末路だった。

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キャラの関係性④ 石斎と祐子
本作のサブカップル。
水無瀬こと藤神祐子が、かつて惹かれた男・石斎。
里の滅亡と共に死んだ彼を反魂したのは、藤神の血の因縁を知るため。
用が済めば消えるだけ。そうと承知で呼び呼ばれた女と男は、いま一度の恋に互いの魂を懸ける選択をする。

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キャラ紹介⑤ 石斎(せきさい)
本作の脇役。
水無瀬と真人の旧知で同郷の男。
かつては三都に敵無しと言われた術士であり、老いては長を除いて唯一、里のすべてを知り尽くした男だった。
里の滅亡と共に落命した彼が黄泉より呼び返されたのは、鬼の血筋を解き明かすためだったが。

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キャラクター相関図
水無瀬と傲嵐の夫婦を軸に、総勢5名の愛憎がもつれる。
術士たる水無瀬に仕える式神の騰蛇は、傲嵐の存在を憎む。
養母を女と愛する真人は、彼女と結ばれた異類の傲嵐を複雑な想いで見る。
かつて水無瀬がために死んだ石斎は、黄泉返ったのち不穏な影を孕む。

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『見ました!!』って言ってもらえるだけで、舞い踊る心地なんだよね。
分かる!!

なので、貼る!!!!
石斎の背中自画自賛する!!!
大きい画像見てほしい!!!

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見事に一成と顎人と加賀知と石斎しかいない。
もう半年経つんですね。早いなぁ。
そして支部を振り返って「あんま書いてないなぁ」とヘコみ、手元の執筆記録を振り返って絶句した稲葉。
あれもこれも、Twitterに書いてるだけで 再 録 し て な い 。

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石斎は料理が上手い。上手いなんてものじゃなく玄人級。
基本と基礎がしっかりしてるから、本人が「適当に作った」と言った程度でも、べらぼうに旨い。
おぼえたのは江戸や京上方なので、隠遁した山には塩ぐらいしかないのに食材の味だけで食わせる。

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ウチのよく脱ぐ看板爺・石斎(せきさい)
幼い頃に母を自死で喪ってから、何かと女の死に纏い憑かれる男。初めてもらった嫁は死産となった初子の後を追って死に、ほかに縁のあった女も多くは死なせる。最後に惚れた女のために死ぬと決めて死んだが何の因果か黄泉返った。
※イラストは相方の猫町縞が担当

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若い頃の石斎が女絡みで刺された話。

峠の茶屋 | 稲葉 青
https://t.co/luxEqIoKKK

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ホワイトデーに白髪の子、なんて言うと
厳密には石斎と東雲しかいないし、
銀髪まで含めていいなら主我と雪弥が入るけど、
どれをとっても女に優しくない野郎共で、
どうしたらいいやら。

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【旬の石斎】まるごとコース
石斎の雰囲気や魅力を味わいたい方は、以下の作品をどうぞ。
老いた彼と若き日の彼が激突するif「青の洞門」
https://t.co/jrKeZDCsjM
最愛の女と行き着いた果てを描く「夜の寝覚」
https://t.co/NmXZ1w36ek
中有のあわいに浮かぶ「藤花の序」
https://t.co/8Ad7eNo9C2

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高校生男子が作る薔薇チョコとクオリティ高すぎる。流石斎宮宗。
(これはミカちゃん作)

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