# 読了


推し、燃ゆ/宇佐見りん

とにかく印象的な文章が多すぎる。
生々しい程リアルに描かれた主人公の生と独特な表現力に目を奪われました!
1つ1つの言葉が重く、凄く短い話だったのにビックリするほど濃厚な内容に感じました。

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宇佐美りんさんの新作「推し、燃ゆ」を読んで次回の芥川賞受賞作だと確信した。ここ数年読んだ現代文学の中でも群を抜いて引き込まれた。冒頭の〝推しが燃えた。〟の一文は、綿谷りささんの17年前の傑作「蹴りたい背中」書き出し〝さびしさは鳴る。〟を思い出させる。日本語の美しさを改めて感じた。

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宇佐見りん『推し、燃ゆ』

「逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を"解釈"することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し——。デビュー作『かか』が三島賞候補の21歳、圧巻の第二作。」

これは絶対に面白いやつだわ。

9/11発売。買おう。

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