浅緑 あさみどり


218色め。春の若葉のような薄い緑色で、万葉集にも詠まれている古い和色。「浅緑染め懸けたりと見るまでに、春の柳は萌えにけるかも」浅緑に染めた糸のように、春の柳が芽吹くようす。あと少しですね。

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トパーズ topaz


57色め。様々な色のあるトパーズ、日本では黄色のものがよく採れ、和名は黄玉と呼ばれる。トパーズの語源はサンスクリット語で「炎」、ギリシャ語で「探し求める」…やたらかっこいいですね。

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フロスティホワイト frosty white


56色め。真冬の山々から降りてくる霧の様な、冷たさを感じさせる少し灰色がかった白色。和名は藍白にあたるようで別名は"白殺し"。穏やかでない名前ですが、真っ白な記事に少しだけ藍を加えて白を殺すという事から来ているらしい。

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若芽色 わかめいろ


215色め。早春の植物の芽の様な、ひときわ薄く淡い黄緑色。色名としては比較的新しく明治〜大正に生まれた色。あとひと月ほどで、こんな色の木々の新芽が開く準備を始めますね。

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ピジョンブルー pigeon blue


53色め。鳩🐦の青。鳩が青いというイメージはないので調べてみたけれど、由来はついぞ分からなかった。鳩の仲間は世界に290種もいるので、青みが強いのがいるかもしれないし、少し灰色がかっていることを単に表現しているのかもしれない。

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ohuhu様( )のイラストマーカーペン薄色80色(パステル+日本伝統色)セットの商品宣伝イラストを描かせて頂きました!
薄色を中心に使用し、好きなものをぎゅっと詰め込みました(๑⃙⃘˙꒳˙๑⃙⃘)🌷
(お写真はohuhu様より頂きました)

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花浅葱 はなあさぎ


213色め。藍の葉で染めた藍色と、露草の花で染める花色の、ちょうど間のような色合い。古くから何度も流行った浅葱色系の色は、茶系全盛の江戸時代には"流行遅れ"とされたこともあったみたいで。野暮ったい色とされた事もあるとか。面白い。

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ランプブラック lamp black


52色め。ランプの燃料となる油やタールを不完全燃焼させた時に残る煤を原料とした黒色の顔料の色で、別名は油煙。昔の人は日々の生活の中で、色の付くものを自然に絵具にしたんですよね、遊び心に溢れている。

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サンセット sunset


51色め。なぜ人は夕焼けの空の色に心が動かされるのか。一日の終わりに物事の儚さを感じるからなのか、暖かい色に心が溶かれるからなのか。大空という人の力も人智も及ばぬものが、目の前一杯にその姿を変える。きっと自分のちっぽけさを感じるからだろう。

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リラ lilla


50色め。ライラックのフランス語、リラ。モクセイ科で日本のハイドイの仲間で、紫や白などの小さな花の房を付ける。その中でも淡い赤みのライラックの色がリラ。涼しい地域でもよく育つためヨーロッパ、日本では北海道が有名ですよね。

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桃花色 ももはないろ


210色め。桃色は果実の色、こちらは桃の花びらの色。桜よりも桃の花の方が一般的には赤みが強い印象?あと1月半で桃の節句。平安貴族たちが春の訪れを喜び、健康と厄除けを願って、御殿に似せた飾り付けで遊び始めたのが始まりなんですってよ。

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ロイヤルパープル
royal purple

49色め。顔料として貴重だった紫色は、太古から統治者や王家のものとされることが多かった。古くは貝の分泌物で染めた衣服がローマ皇帝の象徴とされ、クレオパトラの乗船の帆もこの色に染められたとのこと。

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チャイニーズレッド chinese red


47色め。硫化水銀を使った朱色の顔料の中でも、中国の湖南省の辰州産のものは古くから辰砂と呼ばれた。賢者の石とも言われるこの鉱物は、今でも漢方薬として使われているとか。水銀なのに大丈夫なのかは分からないです。

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サックスブルー saxe blue


46色め。灰色にくすんだ青色なので、色成分としては緑に近い。"saxe"はサクソン人のーという意味。今の北ドイツのザクセン地方に起源を持つゲルマン系の大部族集団で、グレートブリテンにも渡った人たち。彼ら伝統の藍染めの色合いらしいです。

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というか肝心の色のイラストが付いていないやんけ…ということに今さら気付いたのであります😓

アンティックゴールド…

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黄支子色 きくちなしいろ


205色。クチナシの果実で染めた鮮やかな黄色。梔子色(クチナシ色)はこれに少し紅花で赤みを持たせた色だそう。クチナシは園芸でよく見るけれど、こんなに鮮やかな色を染められるという認識は、なかなか持っていなかったなぁ。

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エクリュ ecru


44色め。écruはフランス語で生という意味らしく、つまりは未漂白の麻の布の色味のこと。日本語では生成り色と訳された。ベージュやアイボリーに近い中でも、黄色がかって極めて白に近い色です。

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