桃花色 ももはないろ


210色め。桃色は果実の色、こちらは桃の花びらの色。桜よりも桃の花の方が一般的には赤みが強い印象?あと1月半で桃の節句。平安貴族たちが春の訪れを喜び、健康と厄除けを願って、御殿に似せた飾り付けで遊び始めたのが始まりなんですってよ。

0 8

ロイヤルパープル
royal purple

49色め。顔料として貴重だった紫色は、太古から統治者や王家のものとされることが多かった。古くは貝の分泌物で染めた衣服がローマ皇帝の象徴とされ、クレオパトラの乗船の帆もこの色に染められたとのこと。

0 7

チャイニーズレッド chinese red


47色め。硫化水銀を使った朱色の顔料の中でも、中国の湖南省の辰州産のものは古くから辰砂と呼ばれた。賢者の石とも言われるこの鉱物は、今でも漢方薬として使われているとか。水銀なのに大丈夫なのかは分からないです。

0 5

サックスブルー saxe blue


46色め。灰色にくすんだ青色なので、色成分としては緑に近い。"saxe"はサクソン人のーという意味。今の北ドイツのザクセン地方に起源を持つゲルマン系の大部族集団で、グレートブリテンにも渡った人たち。彼ら伝統の藍染めの色合いらしいです。

0 6

というか肝心の色のイラストが付いていないやんけ…ということに今さら気付いたのであります😓

アンティックゴールド…

0 4

黄支子色 きくちなしいろ


205色。クチナシの果実で染めた鮮やかな黄色。梔子色(クチナシ色)はこれに少し紅花で赤みを持たせた色だそう。クチナシは園芸でよく見るけれど、こんなに鮮やかな色を染められるという認識は、なかなか持っていなかったなぁ。

0 6

エクリュ ecru


44色め。écruはフランス語で生という意味らしく、つまりは未漂白の麻の布の色味のこと。日本語では生成り色と訳された。ベージュやアイボリーに近い中でも、黄色がかって極めて白に近い色です。

0 6

カッとなって描いた着物姿
日本の伝統色の灰色、茶色は種類豊かでとっても粋です。
肌を塗るか塗らないかで雰囲気楽しんでました⋯!

少し遅くなりましたがお年賀です❄️
この一年皆様にとって良い年ですように✨

5 105

アスパラガスグリーン
asparagus green


43色め。春先のアスパラガスの若芽の様な明るく淡い黄緑色。アスパラの原産地はギリシア🇬🇷なんですって知らなんだ。日本には江戸時代になんと観賞用として輸入されたとか。ユリの仲間のアスパラは小さくて可憐な花をたくさん付ける。

0 8

マルーン marron


42色め。赤みの強い濃い茶褐色。フランス語の栗やマロニエ🌰のマロンから来ている色。別名はボルドー。日本車ではほぼ見ないけど、ヨーロッパのクルマはけっこうこのテの色のバリエーションが似合うイメージ。

0 9

渋紙色 しぶかみいろ


202色め。重ねた和紙を柿渋で染めた、渋紙の様なくすんだ赤褐色。とても丈夫で耐水性もあった渋紙は合羽や敷物、包紙など、江戸時代に色々な用途に使われた。

0 5

藤色 ふじいろ


201色め。藤の花のような淡い紫色、もしくは赤みの強い水色。平安時代から度々流行し、長く日本の女性に好まれた色です。日本のフジは固有種。この夏散歩しながら藤棚を探したけど、近所ではついぞ見つからんかったなぁ。

0 8

【今年の記事】年末企画です。コロナ禍のおかげで制作中断3ヵ月。7月から再開1本めが辻さん連載コラムでした。そして年末にも新原稿。描きおろしイラストに添えられる言葉が深く、長いものでもないので、年末年始お時間ある時お読みください
https://t.co/FPPoJ0yxBs

0 3

フラミンゴピンク flamingo pink


38色め。フラミンゴの羽のような淡い桃色。彼らはその特徴的な形の嘴で、藻やプランクトンを漉し取って食べる。体が赤みを帯びるのはエビやプランクトンに含まれる色素の影響。アフリカや中南米だけでなくインドや地中海にも暮らしている🦩

0 5

水柿 みずがき


198色め。少し灰色みのある桃色。本当に渋柿と酸化鉄で染めた柿色の中でも、水色がかった色なので水柿。水色というか少し灰色が入った印象でしょうか。やはり日本の色名はどこか情緒や季節感があります。

0 9

ラズベリー raspberry


37色め。その名の通りバラ科のベリー、熟したラズベリーの実ような赤みの強い紫色。フランス語ではフランボワーズ。実際はもう少し赤い色な気がしますが。ラズベリーの木は育てるのがとても簡単。家の庭でも簡単に実がなります。昔ジャムにしたなぁ。

0 9

青紫 あおむらさき


197色め。色名としては平安時代から使われている古い色ですが、青と紫の上の中間の色全般を指すためにその色合いの解釈は幅広いそう。自然界には少ない色なので、桔梗や竜胆なんかを見つけると存在感を感じます。

0 6

青碧 せいへき


196色め。灰色がかった鈍い緑色。色名の由来は昔の中国の玉石の名前から来ているそう。別名ウッドジャスパーというこの石は、古代の木が化石化したものらしい。唐の時代の僧や尼の衣服の色として使われたそう。

0 10

カクタス cactus


34色め。カクタスとはサボテン(仙人掌)🌵のこと。青みがかった濃い緑色。中南米原産のサボテンが海を越えたのは当然大航海時代以降。当時のヨーロッパや日本の人たちには、とてつもなく不思議な植物に見えただろうなぁ。

0 5