くらもちふさこ『天然コケッコー』(文庫全9巻)

わしから言われたくないとおもいますけど、とてもキュンキュンするので読んでみてください。微細な感情と島根弁の飛び交う、とある小さな村の物語。渡辺あやさん脚本、山下敦弘監督の映画版も素晴らしいです

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POPEYE「君の街から、本屋が消えたら大変だ!」

今日は珍しく雑誌を紹介。この企画にぴったりな特集だったので。まだ読んでる途中やけどめっちゃ面白いです。本日発売。

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読書の夏がとまらない(33冊目)

赤塚不二夫『レッツラゴン』

赤塚先生曰く「やりたいことを全部やった、一番好きな作品」。多少の悩みなら読めば吹き飛ぶ、圧倒的なエネルギーとくだらなさ。こういう漫画があるから生きていける。

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スケラッコ『盆の国』(全1巻)

ゆるいファンタジーかと思って読んでたらびっくりします。かわいくてかっこいい夏のマンガです。

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吉田戦車『伝染るんです。』(全5巻)

ギャグ漫画の金字塔。文庫版もありますが、できれば気の触れたようなブックデザインも魅力である単行本のほうを手にしてほしいです。小学生のころ、そのデザインとともにこの本に触れて、笑いの洗礼を受けました。

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又吉直樹『劇場』

とても短くてささやかなシーンなんですが、夕暮れの商店街で起こる出来事を描いたある場面がすごく好きで忘れられません。『火花』に続く二作目の長編小説。

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『杉浦茂マンガ館』第2巻

1908年生まれの漫画家、杉浦茂先生の愉快な作品集です。主人公の少年がジャングルでワニに出くわして言う台詞が「やいジロジロ見るない」って、素敵すぎやしませんか?

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春日太一『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』

この季節に薦めるのが気が引けるくらい、読んでると体温が上がってくる熱い熱い本です。本当に面白いことって、やっぱり異常な熱量があるところに宿るんだなと思います。

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花輪和一『刑務所の中』(全1巻)

おそろしく緻密に、ユーモラスに、そしてごはんがいちいち美味しそうに描かれながら語られてゆく、著者自身の刑務所生活ドキュメント漫画。この作品を読んだ人は全員「願いま~す」という台詞を真似してると思う。

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森田まさのり『ROOKIES』(全24巻)

甲子園の季節なのでこの作品を。名作です。森田先生の漫画、登場人物がびっくりした時に「うわっびっくりした」と言うところが好きです。

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つげ義春『ねじ式/夜が掴む』

つげ義春という名前を聞いたことがなければこの短編集を手にとってみて下さい。「ねじ式」「必殺するめ固め」「ヨシボーの犯罪」・・・面白いと思えなくても、こんな漫画が、こんな表現があるのかと驚くことはできると思います

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ビートたけし『間抜けの構造』

これはお笑いやコメディに限らず、漫画描いてる人や、なんか創作してる人は全員読むといいのではと思います。

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真造圭伍「森山中教習所」(全1巻)

もりやまちゅう、と読みます。真造圭伍さんの漫画はもうどれを紹介してもいいんやけど、夏なのでこの作品を。

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園子温『非道に生きる』

地獄でなぜ悪い

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けらえいこ『あたしンち』

毎話23コマに閉じ込められる日常のきらめき。小学生の頃に読んだどうでもいい台詞をいまだに時々思い出します。(ユズヒコが友達に言われる「好きかね柄パンが」とか)

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『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』

現在も連載中。1999年からずっとギャグ漫画を更新し続けている怪物・増田こうすけ先生による短編シリーズ。中学の頃に初めて読み、大げさじゃなく本当に涙を流しながらページがめくれなくなるぐらい笑いました。

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西加奈子『この話、続けてもいいですか。』(ちくま文庫)

エッセイ集。西さんの小説の中にある笑いの感覚が好きな人は是非エッセイも読んでみてください。吹き出すぐらい面白い文章が詰まっています。

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すぎむらしんいち『ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ』(全6巻)

天才・すぎむらしんいち先生によるゾンビ漫画。映画も含めて、今までに観た全てのゾンビ作品の中でベスト5に入るくらい好きです。

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松島直子『すみれファンファーレ』(全6巻)

すみれちゃんという女の子の日常が躍動感たっぷりに描かれる、一話完結で続いていく漫画です。1巻冒頭にも収録されている読み切り版を雑誌で読んだ時、「うわあぁーっ」って言いながら切り抜きました。良すぎて。

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秋山亜由子『虫けら様』(青林工藝舎/ちくま文庫)
短編漫画集。虫や人間や小さい生きもの、生きてるとかではないものたちの、命のことなど。

みんなそれぞれのシステムの中で暮らしていて、それを描く平らな視線が優しい。死ぬのちょっとだけこわくなくなる気がする🐜

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