「――残念だ」

穂先を俊足兎に叩き込む。

それで、終わり。手ごたえはあった。故にもう俊足兎には目を向ける価値もない。そう確信し、三つ目の方に顔を向け――

1 6




オークス「公人がどちらつかずでは俺の立場上、暗殺阻止には動けない。つらいものだな軍人ってのは……所詮俺達は政治の駒に過ぎん。」

「No.100聞こえるか?立場上市長暗殺には介入しないが、俺はまだあんたを狙える位置に居ることを忠告しておく。」

2 14


(その程度か、俊足兎。だとしたら私の目が節穴であったことになる)

No.6は矛を構える。王道の正眼。
EXMが人型である以上。そして双方の機体が瞬発力で互角な以上。武器の長さは戦力の差に繋がる。

故にそれを埋める技があると、剣鬼は待ち構える。 https://t.co/81Yl3OLegv

0 9


「――戦術を誤ったな。俊足兎! 三つ目!」
ハウンズ6は砲弾をその刃で切り捨てる。
「街への被害を覚悟し、三つ目が下がり。俊足兎が前に出れば。俺を倒せていたぞ! その甘さが無ければ更なる高みに上れただろうに!」

0 7


「やらせるかよ! 俊足兎のおっちゃんはなぁ! 今この場で一番の切り札よ!」
叫んで砲を向ける。勝てるとは言えない。けれど俊足兎が勝つための時間は稼げると信じて。引き金を引き絞る!

0 6


「ギリギリで、届くかこれは――」
砲音が鳴りやまぬ都市を、ハウンズ10は走り抜ける。追っては水空両用の特殊作戦機。生身で追われれば生きた心地はしないが。マクシオンの精鋭が狙い撃つだろう。
「ああ、くそ。息が苦しい」
https://t.co/HCDQW1Wodt

0 9


「――ふん、貴様が俺に劣るとは思わんがな」
ハウンズ6はゆっくりと大剣を振り上げ。
「この甘いならば、我が刃から逃れられん! 正面から挑んだのが間違いだったな!」
地を這うような軌道で、その得物を振りぬく。 https://t.co/6WQnoaVzfq

1 7


「まだ、間に合う―― 間に合わせて」
名も知らぬ傭兵を、左手を犠牲に切り抜けて。No.100は依頼者の元に向かう。もう介入できる人間はいない筈だ。あと1人マーセナリーズの数が――

0 8


「ええ、認めましょう。私は―― 娘を殺したことを後悔している。親として破綻している。人として破綻している。だが、だがな――」
その言葉と共に、左腕のチェーンソーを振るう。
「子を生かした事と、その母親を愛した事は。後悔はしていないっ!」

0 7


「ここで、あなたですか。No.5っ!」
蒼い稲妻が狙い打ったのは、エグザフォートレスではなく。No.100。右腕のガトリングガンを振り向け。爆発的なエネルギーで相殺するが―― 足が止まった。
https://t.co/ysnWeNMSWx

0 7


「フェアリーがいなければ―― とは、甘い考えでした。ええ、君の突撃を受ければヘカトンケイルといえど無事にはすまない」
空は完全に支配されていた。故に大地を進む。たとえその歩みが遅くなったとしても止まる理由にはならない。
https://t.co/EPUHyGqXXe

0 6


「――まだ、終わらせんよ。ブリッジスっ!」
No.100、ギルドマスターが叫ぶ。
「私とて傭兵の端くれ。依頼者をむざむざ―― 殺されるつもりはないさっ!」 https://t.co/XvfFdhazw9

0 9

左腕で攻撃を受け止める
「左腕一本はくれてやる!これで終わりだーーーー!」


1 11


『ダンシングフェアリィと、三つ目。そして俊足兎・・・・・・ 更には数多くの傭兵達――!』
「チェックメイト、今サブヘッドから通信が入った。向こうで魔女狩りが始まったってよ」
『だが――』
https://t.co/u1RiFKNDna

0 5



ファントム
『さて、本命は若い連中がやってくれる……。となりゃ俺ちゃんは邪魔が入らんように周りを片付けねぇとな
。来やがれ!名無しの亡霊、いや、ジョシュア・T・フィッツロイが相手になってやるぜ!』

2 11

「先日の借りを返しに来たぞ!マクシオンの魔女!」


https://t.co/qXjSL7RWoa

2 11

(ああも言ったけど、はっきり言ってキツイね)

焦っているのは分かった、問題は人手が足らない。
ほぼ100年、戦場で生きたのは本物……周囲と連携し、攻撃を防ぎ、回避する。

(……ただ、諦めるのは無しだね)


2 6

「敵の大物は傭兵さん方がやってるのか…」
部隊メンバーに通信を送る
『各機に通達。俺たちはそこら辺のスピナティオを叩く!マーセナリーズの皆さんの戦いを少しでも楽にするぞ!』
マクシオン軍を攻撃する

4 15

「まだ本陣が残ってるんだったよね
No.100にハウンズの残り、マクシオン軍……

市長の身は他の人がなんとかしてくれるだろうし、あたしは飛ぶだけだね
行くよ!防衛戦最後のフライト……『ティターニア・テンペスタ』テイクオフ!」

https://t.co/U8IGaCz0Jn

3 10

「……うん、あの強過ぎる侍に完封される位に甘いよ、私の目は、技術は」
「それでも……やるしかないよね。貴女達を持たせるわけにもいかないしーー私に攻め手に欠けたとしてもさ」


2 10