花葉色 はなばいろ


194色め。平安から襲の色目にも使われる淡い黄色。縦糸に黄色、横糸に山吹色を使って織られるそう。由来は菜の花の花弁という春らしい色。

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ミモザ mimosa


33色め。アフリカやオーストリアなどが原産のアカシア。中でもフサアカシアなどの花の淡い黄色を指す色。日本ではあまり馴染みがない花だけれど、シャンパンをオレンジジュースで割ったカクテルがこの花の色からミモザという名前ですね。

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【新着記事】今年の漢字が発表で年末感増す今日この頃、現代の着物美人画を描く さんが選んだ今回の和色は「東雲」、しののめ。暗い夜もいつか明ける、祈りを込めた空の色です。

連載コラム/恋する日本の伝統色 第5回「東雲色」(しののめいろ)
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オイスターホワイト oyster white


32色め。牡蠣の身のような、白に近い薄い灰色で、和名は生牡蠣色。カキが美味しい旬な季節になりましたね🦪調べたらカキの仲間は3億年くらい前からいるらしくて、知らなかったけれどシーラカンスばりに生きた化石でした。

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レタスグリーン lettuce green


31色め。レタスの葉のような黄色味の強い鮮やかな黄緑色で、和色だと若葉色にあたる色。レタスは地中海沿岸や西アジア原産だそうで、紀元前6世紀ごろにアケメネス朝ペルシアで栽培が始められたとか。

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遠州茶 えんしゅうちゃ


191色め。戦国時代の武将、小堀政一が好んだと言われる淡い褐色で、遠州は彼の通称。茶人で建築家で作庭家で書家だそう、多彩過ぎ。

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サハラ sahara


30色め。その名の通りアフリカのサハラ砂漠のスナップにちなんだ色。金色にも、ブロンズにも例えられるサハラ。太陽の光によっても表情を変える。

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紅碧 べにみどり


190色め。少し赤みのある淡い空色。碧い空に紅がかかる時間は、朝も夕もなんだか良い時間。

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【12月の記事※予告②】現代の着物美人画を描くイラストレーター さんも夏ぶりの新作ご用意中とのこと。ありがとうございます。年の暮れにちなんだ色って、なんでしょう?いままでの 過去4本まとめ読みは
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ピンクアーモンド pink almond


29色め。全く知らなかったのですが、アーモンドの花って桜🌸の様なんですね。その淡いピンク色。調べたらやはりサクラの仲間の木でした。まぁでもわたしにはヒマラヤ岩塩の色に見えました。

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グレープ grape


28色め。葡萄の果実のような深く鮮やかな紫色。人の歴史と密接に関わってきたブドウ。5千年くらい前にはカスピ海あたりで既に栽培されていたとのこと。豊穣の象徴であるブドウとワインは、ヨーロッパの神様たちがとりあえず大好き。林檎より禁断感がある。

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一斤染 いっこんぞめ


187色め。絹の布2枚に対して、紅花大一斤(600g)で淡く染めた色合い。平安時代に禁色とされていた紅色ですが、このように薄い色は許されていたそう。

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ビリヤードグリーン billiard green


25色め。ビリヤード台に張られるフェルト地のような、深みのある緑色。ビリヤードの起源は相当古いらしいけど、どこが発祥の地なのかは諸説テーブルビリヤードは15世紀にルイ11世のために作られたとか。学生時代狂ったようにやったなぁ。

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今様色 いまよういろ


185色め。流行りのいろという意味の淡い紅色。この"今"は平安時代のことで、千年以上前の日本の貴族たちの間で流行したそうです。源氏物語では光源氏が紫の上へ贈った衣装が今様色。

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深川鼠 ふかがわねずみ


184色め。とても薄い藍染の色々。江戸時代、度々幕府から派手な色を禁止された庶民たちの間では、灰色や茶色などの渋い色を身に付けざるを得ず。その中で流行を作ったのは"粋"な深川の繁華街の芸者や若衆だったといいます。

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今回は準伝説風で
モチーフは麒麟
日本の伝統色縛りでやっていく
三○になるのは確定w
そーいえば麒麟って英語にしたらキリンと一緒なんかな?
 

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玉蜀黍色 とうもろこしいろ


183色め。トウモロコシの実のような赤みのある淡い黄色なんだけれど、恥ずかしながら漢字でこう書くと初めて知りました。コロンブスが南米から持ち帰ったトウモロコシは、1世紀で世界を半周し安土桃山時代に長崎に伝来したそうです🌽

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白緑 びゃくろく


181色め。マカライト(孔雀石)を砕いて使った色の中で、特に粒子が細かく淡く白みの強いいろ。奈良時代の昔から仏像や仏画に使われた古い色だそうです。

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エレファントスキン elephant skin


19色め。象の肌の色の様な灰色。ゾウの仲間は世界中に生息していたけれど、人による乱獲によりアフリカやアジアを除いて絶滅してしまった。その後何万年も経ってアフリカから持ち込まれたゾウに驚き、色名にしてしまうのだから皮肉な話だ。

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