きもの文様 1290
月下美人
月下美人は、波打った昆布に似た茎を生やし、1~2mほどの大きさに生長すると花を咲かせます。
月花美人は夜、しかも一晩だけしか花を咲かせないことが特徴です
また、「美人薄命」という言葉は、
月下美人から由来しているともいわれています

1 12

きもの文様 1242
蘭花文
古代中国では、蘭は草木の中でも気品が高く、君子のような風格を持ち、梅・竹・菊と共に“四君子”と呼ばれた。
さらに、この四君子にならって新たに文人画家が画題とした蘭・梅・菊・蓮を“四愛”と呼び、瑞花として多くの文様に用いられた。

1 10

きもの文様 1227
上溝桜
上溝桜の名の由来は、古い時代からこの木の材の表面に溝を掘って亀の甲羅を焼いて亀甲占いに使用したことから「上溝(うわみぞ)」から「ウワミズ」に転訛したというのが通説です。

さらに花の後になる赤い実は果実酒になります。不老長寿の薬酒として珍重されたそうです。

1 9

きもの文様 1186
朝顔文
朝顔は平安時代に薬用として、中国から伝えられたといわれ、その種を下剤に用いたとされています。
江戸時代には観賞用として、さかんに作られるようになり、櫛や手ぬぐい、団扇の文様として登場します

一朝一期の花だから美しいととるか、儚さや無常を感じるかの違いですね

2 8

きもの文様 1155
カルタ文
カルタは、室町時代末期に、ポルトガル人より伝えられたり遊戯具で、それを模して国産の天正カルタが作られた。
この時期、新種のカルタが趣味性豊かに考案され、その絵柄の多様さにより、カルタもまた文様となった。
新しい遊戯具との新鮮な出会いによって文様化がすすんだ

0 2

きもの文様 1128
辻が花文
室町末期から桃山時代にかけて現れた、絞り染めを基調とした模様染めをいいます。

草花を図案化し、白、茶、紫、藍を主体に絞り染めと墨ざしによる繊細な描き絵や刺繍、さらに図柄を透かし彫りした型紙を使って布地に糊をつけ、その上に金箔を押したものもある。

0 2

きもの文様 1122
月下美人
夜、しかも一晩だけしか花を咲かせないことが特徴です

花言葉

はかない恋
繊細
ただ一度だけあいたくて
快楽
はかない美
あでやかな美人
強い意志
秘めた情熱
やさしい感情を呼び起こす
などです。

「美人薄命」という言葉は、
月下美人から由来しているともいわれている

0 3

きもの文様 1048
薔薇文
中心円を放射状に取り巻く花弁を、正面から見た形そのままを文様化した図柄や、意匠デザインした図柄もある。
薔薇の伝説はギリシア神話に始まる。
「Rosa」は、古代ギリシア語でバラを意味する「rhodon」やケルト語で赤色を意味する「rhodd」が語源であるといわれます。

0 4

きもの文様 1006
花筏文
丸太や竹などを並べて藤蔓や縄でつなぎ合わせて水に浮かべたものを筏という。
筏は船の通れない渓流などで主に木材の輸送に用いられている。
筏流しに桜などの花、折枝を添えたものを花筏という。

0 8

きもの文様 979
梅文様
厳しい冬に花を咲かせ、いち早く春を告げる梅は、竹や松とともに並び称される吉祥文様でもあり、寿ぎの思いを込めた装いにもぴったりです。

梅の毎の文字は母親を表しますが、厳寒の最中、香り高き花を咲かせる梅の姿は、まさに子を産み育てる母親の強さ、尊さに重なりますね

0 6

きもの文様 971
几帳文
几帳は貴人の座側に立てて人目をさけ、室内を仕切るために用いる室内の装飾の道具。
几帳の柱は角に過度に特殊な装飾加工がしてあり、 その面を「几帳面」といい、几帳自体も 空間をきっちり区切ることから 性格を表す「几帳面」の語源となりました。

0 2

きもの文様 970
鬼三味線
目には酒 耳にはやさしき三味の音に ひかれてさらに鬼と思はず
一口にとりてくふのは目にも見ず 三味線かじる鬼ぞおそろし
聞くままにひかれこそすれ 三味線のおともかもなき 身をしらざれば

酒や遊興の類は、鬼に喰われるように身を滅ぼすという教え

0 3

きもの文様 968
『女虚無僧』
 顔を完全に隠した虚無僧の図ですが、その華奢な指先や少しだけ覗かせる足先から美人画とわかります。
 春画のようなジャンルには決して筆を染めなかった大津絵ですが、美人画自体は非常に多種多様に渡って存在し、中にはこういった一風変わった絵もあります。

0 3

きもの文様 951
葡萄文
葡萄は実りの様子が豊穣や多産を意味するとされ、五穀豊穣、子宝祈願のしるしとして貴ばれた。奈良時代には既に染織裂などの遺品が数多く見られ、陶器の絵柄にもなっています。

日本で葡萄が栽培されるようになったのは平安時代以降で絵画的に表現されるようになった。

0 4

きもの文様 937
霞文
霞のたなびくさまを全面に地紋のようにあらわした図柄や、ぼかしや模様の区切りなど、きものの模様を構成する上で、なくてはならないものです。

実際には形のない霞を日本では万葉の昔から空中のさだかには見えぬ水気をさすものという概念により日本的な感覚で文様に描いている

0 5

きもの文様 909
蘭花文
古代中国では、蘭は草木の中でも気品が高く、君子のような風格を持ち、梅・竹・菊と共に“四君子”と呼ばれた。
さらに、この四君子にならって新たに文人画家が画題とした蘭・梅・菊・蓮を“四愛”と呼び、瑞花として多くの文様に用いられた。

1 12

きもの文様 886
雀文
雀は昔から“竹に雀”とか“稲穂🌾に雀”の組み合わせが、雀文の決まりになっていた。

絵絣にも図案化した雀文がある。 “ふくら雀”は“福良雀”とも書き;“ふくらむ”を“福良む”と当て字をして、縁起の良いものといい古くから好まれていますね😄

0 7

きもの文様 883
面文
芸能に用いられる諸用具をきものの文様に取り入れることは古くから行われていたが、面や冠り物を写真的に写して文様とするのは、ごく近代のことである。

能面は役によって面が違い、人物設定や喜怒哀楽を暗示する。その面を文様として身につけることで自身の気持ちを託す意味も

0 2

きもの文様 783
老松(おいまつ)
年月を経て風格の増した松を文様化したものです。幹が太く、根がしっかりと張り、枝は曲折しながら四方に伸びている様子を表現したものが目立ちます。
松には神が宿るとされ、能舞台の鏡板に描かれた大樹の松もこの老松です。

0 3

きもの文様 706
紅花文(べにばなもん)
染めに「紅花」が使われているのは 「紅」→日本において赤は、魔を祓う神聖な色とされてきました。中でも紅花から抽出される赤、つまり紅を、誕生、七五三、婚礼といった女性の人生の節目に用いるならわしがあります。

0 5