なかなか 尋ねづらい事ばかり
気になってしまう

質問する勇気が
いつも 出ないから
そっと一言 文で伝える

貴方はそれには答えなくて
きっと 答えたくないのかな
質問されるの嫌なのかな なんて
色々考えて 悩んでしまう

信じるって 決めたはずなのにね

13 38

長い長い一週間が 明日で終わる

これまで率先して
何でも引き受ける態度を
変えて来なかった
助けを求める立場になって
後者の方が
かなり 気を遣う事が解った

頑張っている人も
助けを求めている人も
必死にもがいて 苦しんでいる

14 47

きのうは なかなか眠れなかった

2ヶ月ぶりの仕事復帰
色々な悩みが頭に浮かんで
消し去ろうとしているうちに
夜が明けた

心配して励ましてくれる
人の温もりに感謝しつつ

否定的な意見に
反論できない自分もいた

無理することはない
少しずつ 少しずつ
元通りになればいい

13 47

これまで続けてきた事なら
少しのハードルでも
頑張ろうって 思うけれど
ブランクがあると
少しのハードルが
目の前にそびえ立つ
高い壁に感じて
身動きがとれない

SNSでも同じで
味方のフォロワーさん達の中で
たったひとつの刃を見つけた時
立ち上がれないのと似ている

13 44

苦しんで 弱っている時は
冷静な判断が出来ない

これまで
傍で支えてくれた
かけがえのない存在ではなく
横からの割り込み侵入者の
吹聴を信じてしまう

それでも
貴方は凛とした佇まいで
肯定もせず 否定もせず
見守ってくれた

貴方の強さに
いつかまた 包み込まれたくて

12 43

1ヶ月半 休職していた
強制的な休暇と
仕方なく希望した休暇

これまでの信念が覆されて
うつ状態になった

憧れてた長期休暇だったけれど
復職には
かなりの勇気が必要

それでも やっぱり
働き続けたい
誰かの役に立ちたい
貴方の笑顔を
向けてもらいたくて

14 49

すれ違いや思い違いで
疑った夜もあった

情けなくて 惨めで やるせなくて
涙が止まらない朝もあった

そんな出来事を包み込むように
貴方の声を聴くと安心する

恥ずかしかったり
断わられないか心配で
ためらう想いも
貴方が受けとめて
包み込んでくれるから

13 50

右膝外部のかすかな熱感と
ジワッと響く鈍い痛み
慌ててクーリングを始める

ホントは今日まで
安静が必要な期間だった

1ヶ月ぶりの歩行や膝の屈伸
仕事復帰への不安を
掻き消すように
ノルマを増やした

そして 膝が悲鳴をあげた

5 17

自分の嫌いな所ばかり 気にして
いつも 卑屈になっていた

だから
貴方がかけてくれた言葉も
嘘っぽく聴こえて 跳ね返してた

俺はそんなの
ちっとも気にしてないよ

大好きな部分がたくさんあると
他の所なんて 気にならないんだ
早く その事に
気がついて欲しくて

16 57

今日は 歩き過ぎて疲れたよ

一緒に5時間
街で過ごした彼が
私より先に そう告げた

そうだね ゆっくり休みな

疲労だけでなく
色々気も遣ってくれていた

本当の素直な気持ち
さらけ出すことに
臆病になったのは
いつからなのだろうか

11 44

入院してから10日が経ち
いよいよ明日が
待ちに待った退院日

だけど 気分が優れないのは
不安や心細さの せいなのか

退院はゴールではなくて
新たなスタートの第一歩なのだろう

16 48

今日 手術後初めて
装具を外して
膝を曲げるリハビリが始まった

1ヶ月前からあった
歩行時や 膝の屈伸時の痛みが
無くなっていることを実感した

それがとても嬉しくて
手術をして良かったって
初めて思ったんだ

11 48

逢いに行く約束も守れなかった

電話をする約束も守れなかった

お互いに

優先するべきものがあって

繋がれないこともあった

君のこと 大切にするから

いつか 言ってくれた言葉

どんな時も 何があっても

貴方の言葉だけを信じている

22 69

入院生活は制限された空間
1日でも早く退院したいと願う

予定では
医師から言われてた
入院が必要な7日間

セラピストからは
入院中のリハの重要性を説明され
しっかり 確実に治ることを目標に入院期間を延ばした

昨日は
みんなからのたくさんのリプで
元気になれたよ

16 64


リモート研修より

頑張り過ぎないで
自分を追い込み
相手を責めて
ゴールが見えなくなってしまうから

相手を思いやる様に
自分自身を大切にして

毎晩
自分の頭をポンポンしてあげて
周りからの笑顔を5つ思い出して
自分の良い所 1つ口に出してみて

35 115

自分の強い信念があって
片意地を張って生きてきた

だけど 自分の美徳が覆され
守る人から守られる人になった

一度 そうなってしまうと
自分を守ることが最優先となり

周りの視線を
必要以上に意識することが
無くなった

15 52

まだ 万全の状態ではない
むせ返るような咳
膝を痛めて真っ直ぐに歩けない
抑うつ状態も続いている

来週から
来てくれるの待ってるから

戻る居場所が在る事は
有り難い

ほんの10日前
身も心も奈落の底に
突き落とした彼女が
崖の上から
そっと 手を差し伸べてくれた

11 40

貴方は生活リズムを大切にする

それを良く解っていたから
貴方のリズムに合わせようと
決めていたはずなのに

自分のリズムが乱れると
元に戻すことも
合わせることも出来なくて
制御不能になった

貴方は まだ
私を必要としていますか?

13 38

面と向かうと 話し出せないこと
質問できないこと
文章なら勇気が湧いて
伝えられる時がある

モヤモヤした気持ちを
払拭してもらいたくて
誤解だよって
否定してもらいたくて
カマをかけた

そして 後から思う
こんなこと 言わなければ良かった

18 70

彼女のことを
ずっと 大切にしたい
僕はそう 思ってた

彼女にとっての僕は
どんな存在なのだろう?
僕よりも 大切にするべき人が
存在するのかもしれない

大切にできるといいね
そう告げると
彼女は少し泣いた

僕は彼女のまぶたと
一粒の涙にキスをした

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