【サソリのしっぽ】
毒針のフレイル。正確にはアメリクシア西部荒野に分布する有毒サボテンの魔物カクトス・スコルピウスを加工したもの。この魔物を特殊な溶液に約2年浸し、次に1年程干しておくと金属のように硬くなり、毒は更に凶悪になる。同地の先住民族が武器として使っていた。

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【チェルベロ】
トラバサミめいた三ツ首の鎖武器。15世紀中頃、ロスティバーレの孤独な夜猟番マチェリオがヒッターという棘付きの鉄輪のフレイルを改造したもの。罪人の臭いを嗅ぎつけるとまるで意思を持っているかのように噛み喰い殺す。彼には昔、共に戦った三頭の愛犬がいたという。

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【フォルチテュード】
シュヴァイスの開発初期のガンプション晶気機関が搭載された機構鎚。後方から放たれる大砲の推進力で鎚を振り下ろす威力を上げるというコンセプトからして馬鹿の所業。まあ黎明期ってブレスト危ういしね。製造された街からとって"ヘルベチカハンマー"ともいう。

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こちらも冬コミで出した同人誌版AC6漫画で先行登場させていた俺式オマちゃんのカラー絵。同人誌でもオマちゃんはAC戦ではなく同人戦(!?)をメテ先生と621に提案してくる怪しいAI商人でしたがG5イグアスが何故か女性向け同人に詳しい様子を訝しむ読者の独立傭兵各位の声が多く聞こえましたイグアス対処を

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冬コミで出した同人誌版AC6漫画で先行登場させていた俺式エアたそのカラー設定描きました。同人誌のエアちゃんかわいいかわいい言ってくれた独立傭兵各位はこれからも621先生を影で操るエアたその活躍にご期待ください…!(メーテルリンク先生の大ファンであり同人バトルの敵対(?)勢力でもある…)

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【じゃがいも兵の鉄球】
フランキスにある、ただの一度も戦火に巻き込まれたことが無いほど田舎のポム村の外れで発見された鎚鉾。鍬や蹄鉄など村の鉄具をかき集めて一塊にしたような不細工で優雅さの欠片も無い鉄球。きっと持ち主もぼこぼこの不細工なのだろう。

けれど大地は忘れない

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【シス家の石槌】
豪剣使いのシス家の庭に放置されていた石の槌。かなり重量があるため使い手を選ぶがその威力は無類である。しかし、剣に生き剣に死ぬとまで言われたシス家になぜ槌が飾られていたかは歴史家は頭をひねるばかりである。全く不思議なこともあるものだなあ。

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【樫のこんぼう】
ヤドリギの絡んだ樫の木から伐り出したそのまんまマジの木槌。ドルイド最強の戦士バズガラッハの得物で、彼にとってはこれが“杖”である。小柄な彼に合わないように見えるが実は“ぴったり”。あと、治すより壊す方が得意だし。

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【オールドコジャー】
頑固なカナトコ。アメリクシアの田舎の鍛冶屋モーゼスの鉄床を元とした槌。火属性。大型車を叩き潰すほど強度が凄まじく、曰く「だって鉄床が一番硬そうだし」とのこと。

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【地獄のダイナモ】
深度15,000mの地の底で発見される閃雷石を、針金や機器で無理やり繋ぎ合わせた魔界の電池。時空を歪める程の地獄の雷を天に落とす力を秘めた強力な呪具で、感電死することで位階を高める狂った隠秘結社"ララ・リ・エウォエ"の電気処刑機でもある。

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【蝋燭のスクロール】
火の魔道書の頁を核とした焼死体の屍蝋燭。離れた場の対象を火柱で焼き尽くす術を使うことができるが、誤ると自身が蝋燭となる。記録では1856年に北アメリクシアで人体発火現象が相次いでおり、裏でこの呪具を扱う深淵主義者が関わっていたことが判明している。

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【恐貌のハンドミラー】
映った者を石と化す柄鏡。絢爛たるフランキスの貴族時代、永遠の若さと美しさを求めたミロヴェイユ子爵夫人がその欲ゆえに鏡に閉じ込められ、以来石になる恐怖に歪んだ自身の死に顔しか映らない魔の鏡になったという。ただし男性には無害。

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昼休憩中に俺式アストロガンガーをラクガキ

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【死母神のコルドロン】
死者を産む邪悪な女神が愛用したとされる冥府の植木鉢。異様に冷たい青銅に似た材質でできている。ウィドとカバラに精通した深淵主義者なら不浄の大地のゴーレムを作り出し、そのまま屍霊の爆弾として使役する凶悪な呪術"刑場の土"を発動することができる。

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【賢蛇のアンギヌム】
邪悪なドルイド僧たちに伝わる魔石の卵。よく舌の回る蛇の唾液と血と毒を卵のように凝固させた蛇紋魔石に本体も生きたまま封じたもの。ドゥナレリの秘儀により、詠唱短縮の神秘を秘めている。古代のドルイドたちが裁判の際に持ち込んだとか。

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【愚王のウェセク】
古代ケムト王朝の“首の無いファラオ”の28本の歯で作られた気味の悪い首飾り。デュハーカの禁に触れた罪で死後に邪な考えを思いつかぬよう斬首の刑罰を受ける。所有者は命ある限り魔を引き寄せ、まるで刑罰をものともせず首飾りが笑みを浮かべているようにも見える。

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俺式トランテン

過去絵を色彩調整してみた。

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【百面相のパレット】
あらゆるものに姿を変えることができる人の横顔のようなパレット。“変身"という魔道的分野において右に出るものはいないとされる顔の無い魔女の絵の具の術具。魔女狩りの時代、多くの魔女たちを異端審問官から逃す一助となった。"生きている絵画"の作成も可能。

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【雑鬼のゴブレット】
群がる矮小なるものどもの罅割れた聖杯。欲深い一〇八の魂と引き換えに窮極の知識を一つだけすくうことができる深淵主義者たちの呪宝。まるで掲げた両の掌にも見えるその形はすくってもすくいきれない人の世を示唆する。シュヴァイスの黄金の聖杯のレプリカとも。

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