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#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈真人との関係性〉
育てば恋仇になると知れた真人を可愛がったのは、純粋な親心からでした。
みずからの血筋を残すことになど本当は執着のなかった彼。
欲しかったのは、心から大切にできる家族だったのかもしれないと、彼は真人を通して気づくのでした。
石斎描いたし素材作ったし、で。
帰ってきました、一成の設定絵«٩(*´ ꒳ `*)۶»
まずは体塗って~~次はズボンとシャツ~~
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈水無瀬との関係性〉
おのが身も魂をも焼きつくして構わないほどに水無瀬を愛していながら、それを表に出すことはなかった彼。
反魂により本性が剥き出しになってなお、想いを告げるまでに時を費やしたのは、彼女を損なうまいと念ずるが故のことでした。
石斎は術士なのに使う視点で刀剣を見るの?という件について。
彼は術士なので“そう”見ます。
術士の基本は相手の技や術を“返す”こと。
これが最も自身の消耗少なく敵を倒す手段となります。
相手が刀を使うなら、それを奪って使うのが策の一。
使えないなら敵の腕か刀を破壊するのが先決になります。
刀剣(男士ではない)を眺めるとき、稲葉の好みとは別に脳内の藤神家が鑑賞をはじめるのですが、
真人:あまり興味がないので遠巻きに見てる
騰蛇:霊的に使えるかどうか真剣に視る
石斎:自身が扱いやすいかどうか寸法で考える
傲嵐:基本的に嫌いだが刺されるならどれがいいかで選ぶ
という視点で。
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈業化〉
反魂後しばらく、実の定まらぬ幽的としてすごしていた彼は、ある日を境に肉の器を備えた天狗と化します。
それは妖としてみれば成り上がり。
しかし亡魂として虚しく消え逝くことは許されず、浮世に永らえる身となったことを意味していました。
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈反魂〉
死後、彼は水無瀬の手により喚び戻されます。
ただし、彼女が用いたのは外法中の外法。
喚び返された者の魂魄までも無に帰す、二度とは使えぬ術でありました。
一度でも黄泉返れば、すべてが失われると承知の上で彼は水無瀬の声に応じました。
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈老年期〉
二度目に帰郷した彼に居所はありませんでした。
やむなく彼は山に庵をひらき、気侭な隠棲をはじめます。
生き飽いた彼は気まぐれに自身の老い先を占いました。
六十年後に女を得、以て瞑すと告げられたのは彼が還暦を迎えた頃のことでした。
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈壮年期〉
亡き妻の遺志を汲み、彼は里の女と私通を繰り返します。しかし待望の子はなせず、女の屍が積みあがるばかり。
業を煮やした彼は、またしても里を出奔。
京を経て上方で暮らしはじめます。
以降、五十を過ぎるまで里には帰らずじまいでした。
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈青年期〉
里を抜けた彼は三十代の半ばまで江戸で暮らします。
空疎な歳月を過ごし、やがて帰郷した彼に与えられたのは若い妻。
幸せも束の間、彼女は初子を死産したのち、みずから縊死します。
それは妻の遺言を果たすべく足掻く日々のはじまりでした。
“はじめて好きになった相手はすでに故人”組な
顎人・雷閃・傲嵐・石斎ですが、
この中で異彩を放っているのが雷閃。
まぁ、彼の場合、愛した彼女は二度と戻らないが
厳密な意味では故人ではないし、
目の前で生きてもいるので記憶が薄れることもない
んでしょうが、それにしても間の楔が深い。
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈思春期〉
九歳で修行を終え、一人前の術士と認められた彼は以降、大人の先達に混じって務めをこなします。
初めて人を殺したのも同じ頃。
寡黙に仕事をこなしていましたが、十代の末に京で大火災を巻き起こし、身ひとつで出奔するという暴挙に出ます。
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈幼少期〉
里では、ごくありふれた子供として育ちました。
それも父が死ぬ五歳の頃まで。
以降は母の手伝いを理由に同じ年頃の子供とも交わらなくなります。
やがて七歳で修行入りを告げられた彼は、それを伝える間もなく自裁した母の亡骸と対面します。
#登場人物ピックアップ ③ 石斎【セキサイ】
〈生まれ〉
開祖四家と呼ばれる里の枢軸を担う血筋のうち、紫野ノ目の末家に生まれたのが彼でした。
すでに雪降り積もる旧暦十一月のこと。
産み落とされて間もなく、襁褓ひとつで外に出されるも、三日経っても死なずにいたという逸話を持ちます。
相方が「二度目の夜」ってことでネタふりをしてきたんですが。
そんなの「一度目の反魂で最後に残った魄さえも燃えつきたはずの石斎が二度目の反魂に応え、あまつさえ身を式神と貶めても浮世に残る決断をした」のにトドメを刺す気がするし、その理由を問うなんてのも野暮ってもんですよ。