中遠景の仕上げ方について

光の向きを意識して斜めのタッチで陰影を描いていくと光源位置が分かりやすく仕上がります。
表現としても気に入っています。

主にはしっかりと描きすぎなくて良い中遠景の仕上げで効果的なので、良かったら試してみてください…!

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デジタルの作画について

絵の仕上げ段階では、細部を拡大して描き込んでいきます。
ですが、拡大して一部だけを描き過ぎると、離れて絵を見たときにバランスが悪くなってしまいます。

ときどき手を止めて、全体を見る時間を作ると良いかもです。

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モノの見え方について

モノの色は、固有色だけで見えることはまずありません。

特にカゲの部分は、草や空など周りの色が影響します。
ベースとなる固有色に「影響する周りの色を混ぜる」という意識を持つと、僕は考えやすくて良かったです。

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レイアウトについて

近景・中景・遠景と、段階的に分けてレイアウトすると、とても描きやすくなり、見やすい絵に仕上がると思います。

距離に応じた描き方も、自然と工夫するようになります。面白いのでオススメですよ。

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下地について

緑色が主な絵なので、下地に赤を塗ってから描き始めました。緑色で草を描いた隙間から見える赤が、良い感じに色の深みを出してくれます。

下地が補色関係の色に近いほど、コントラストが効いて活き活きと見える気がします。

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ラフについて

ラフの目的は、頭の中のイメージを出してしまうこと。僕はここでしっかり目に時間を使います。

最初から丁寧に描き始めてしまうと、まずい所を直すのが大変に難しいです。
ザクザクと描いて、イメージと違ったら何度でも描き直すことを大事にしてます。

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カゲの使い方について

画面手前から奥に向かって カゲ→光→カゲ→光 と、明るいところと暗いところを交互に作ると、絵の中に奥行きを出しやすいです。

奥行き表現の道具の一つとして持っておくと良いかもしれません。

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質感のコツについて

どれくらい周りを反射するか…という違いを描くと、表面を描きこまずに質感を描けます。

暖炉を組んである石と、溝に埋めたセメントっぽいもの。反射率の違いで途中から明るさが逆転してます。これ描くの楽しいですよ。


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ハードルの用意について

岩 → 木 → 水 → 組み合わせて描いてみる

自分で丁度良いハードルを用意してあげると苦手なモチーフの練習でも続けやすいですよ。
「描けそうなものを描く」ことは大事です。


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やる気の出し方について

何かの本で読んだのですが、人間の脳は作業を始めてからやる気が出てくるつくりをしているらしいです。

大変な絵でも、決めた時間に「とりあえず5分だけ…」と始めてみると、楽しくなってきて進められるかもですよ。


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「考える」と「描く」の時間配分について

「作画時間の半分は資料探し」と教わりました。

絵を描くには、いろんな判断材料が必要です。
4時間で描くとしたら、1時間は資料探しでも良いかもしれません。試してみてね。


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色んなバランスについて

明るいところ:暗いところ
シンプルなところ:複雑なところ
描き込んでいるところ:描き込んでないところ
人工物:自然物

色んな目で絵を見ていると、その絵の良さが見えてくるかもしれません。

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たまにはこんな絵でも

描き始めから終わりまでスケッチするように描いてみました。「どんな感じで描く」とイメージを持つことが、デジタルの絵では大事な気がします。

意図しない変なタッチが残っても気にしないので、色があんまり濁らなくて面白かったです。

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練習について

絵の練習(模写など)を続けていると、好きな絵を好きに描きたくなってきます。

好きな絵を好きに描き続けていると、ちょっと練習したくなってきます。

週ごとにやることを切り替えるなど、うまいこと自分の気持ちを乗せてあげると良いかもしれません。

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反射光について

強い光を受けた面は、光を反射します。
これを反射光といいますが、僕は「強い光を受けた面は光源になる」と考えると描きやすくなりました。

自分で分かりやすい言葉に置き替えて覚えるのは大事な気がします。

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絵の真似について

モチーフが全然ちがう絵でも、絵作りを真似することができます。

・シルエットが目立つところ
・奥行きが感じられるところ
・質感を描き込んで目を引くところ

いろんなものも真似してみると、色んな絵に共通点があって面白いですよ。

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室内のライティングについて

この絵では、窓の外からの光と暖炉の火が光源ですが、それだけでライティングすると、暗い室内になってしまいます。

そこにライトはありませんが、中央に周りをぼんやりと明るくするライトがある…と考えて描いています。

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タッチについて

タッチを変えたり、描き込みの密度を変えたりすると、見やすい絵作りをすることが出来ます。

画面の端っこの方はあんまり見てほしいところにならないので、描き込みの密度が低くなってます。
木とか見ると分かりやすいかもです。

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描く力について

絵は手ではなく頭で描く…と教わったことがあります。

僕も、判断力と描く力は繋がっていると思ってます。
正解をぱっと描くのはむずかしいです。
でも、描いてみて「これは違う」と判断するのは、訓練してできるようになると感じています。

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グレーについて

この絵の赤(炎の色)と青(空気の色)のように、彩度の高い色を意識的に扱うのはそんなに難しくありません。

大事な色が引き立つように、グレーに色味を持たせることが難しいです。
絵が上手い人のグレーは本当に美しいですよ。注目してみてね。

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