ネイト「西園!! リリィ!!…ああ!! わかった!!行くぜっ!!」

フェリア『お兄ちゃん!! 機体の応急修理が終わったって!!』

ネイト「お!? すげぇな!! 」

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ネイト「フェリア!? …っ!! 今どうなってるんだ!!」

フェリア『えーとね…今メールが来たよ? 一文字さん?からだね』

ネイト「先生からか!!」

ネイトは立体映像で映るメールを確認する

ネイト「…わかった いくぞフェリア」

フェリア『わかった』

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船内が大きく揺れる

その強い揺れにより
病室のネイトは目を覚ます

ネイト「…ッ!! なんだ!!」

フェリア『お兄ちゃん!!』

フェリアがネイトに抱きつく

ネイト「おおう!?」

いきなりの出来事で驚く https://t.co/ftrpDgWTNd

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ネイト「…」

フェリア『ありがとうマリアちゃん マリアちゃんはお兄ちゃんのこと…』

少し複雑な顔をする

フェリア『なんでもない きっとお兄ちゃんに届いてると思う…だから安心してね』

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フェリア『こんにちわ フェリアって言います…大丈夫 お兄ちゃんはずっと起きて機体を作ってたし 寝る時間も惜しんでずっと訓練してたから… その無理が祟ったみたい』

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病室が開くと
ベットで眠るネイトの姿があった

ネイト「…Zzz」

フェリア『…あ、こんにちわ』

ホログラムに妖精の姿が映る

彼女も元気が無さそうだった

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ネイト「…Zzzz…」

フェリア『ごめんなさい お舟のお姉ちゃん お兄ちゃんはアルヴァの人達が持ってったの ご心配おかけしてごめんなさい』

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ホログラムのモニターに小さな妖精が映る

フェリア『私のお兄ちゃんがご迷惑をおかけしてます』

ペコリと頭を下げる

フェリア『構造は私も知ってるから説明するよ…本当にごめんなさい…』

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ネイト「すまねぇ…たすか…」

フェリア『お兄ちゃん!!』

フェリア『うそ…お兄ちゃん!? お兄ちゃん!!』

ネイト「Zzzz…」

フェリア『…修理をおねがいします』

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ネイト「く…何体来ようと…」

フェリア『まってお兄ちゃん!!』

その言葉と共にアンチメサイアが倒れる

ネイト「く… 動かねぇ!!」

フェリア『機体がもう持たないんだよ!!』

ネイト「ここまで来て…情けねぇ…」

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ネイト「ま、まぁそうなんだけどさ… アイツ…然り気無く つ…次は俺だって言ってなかったか…?」

フェリア『き…気のせいにしたいね…』

爆発する戦場から距離をとるメンバーと同行する

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ネイト「お、おい…なんだよ…この熱量…」

フェリア『わ…分からないよ!! なにこれ!? 大地からマグマが沸いて…』

シュウ『ゼェゼェ…呼んだのはてめぇらだな? 手短に用件を言え…』

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ネイト「フェリア 分かってるな」

『もちろんだよ…もし、この声が届くなら… 力を貸して…』

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「叢雲か!! 長/」

通信が切られる

『ダメだよお兄ちゃん』

「フェリア!!お前!!」

『今、変態さんは覚悟を決めた所なの お兄ちゃんも同じ状況で皆を守れるなら そうするでしょ?まさか…自分は良くて 他の人はダメとか 頭悪いこと言わないよね?』

「ッ!!」

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肩のオーバードライブエンジンを噴射させ
凄まじい速度で攻撃を避けながら
カイエルとアリアを狙う
攻撃の間に入りネイトは防御をする
が黒騎士は全てを防ぎきれずダメージを負う

ネイト「く…二人とも大丈夫か!!」

フェリア『ん?この声は…変態の人だ!!』

ネイト「ん?声?そんなのしねぇぜ?」

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高速回転する魔剣がビームを拡散させつつ手元に戻る

ネイト「なるほど…やはり弱点はIXA…いや超覚因子の装備か ん?これか?…模造品?ちげぇよ 俺のオリジナル次世代モデルだ!!」

フェリア『普通に疲れるんだけど…』

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「そうか…永遠の平和か…ならあんたはこの世界の【救世主】になると言うことか… だったらやることは1つだな」

『そうだね…その為のこの子なんだからね!! リミット解除…魔剣システム起動 コード:アンチメサイア!!』

ネイト&フェリア【救世主をブッ飛ばす!!】

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フェリア『おじさん 最初に言ったでしょ? 全部お兄ちゃんの為だって お兄ちゃんがそれで良いなら後はどうでも良いの♪』

ネイト「悪いな 正直言うと 西園の夢をバカにした時点でお前の方に腹立っちまってな それどころじゃなかったんだよ お前、軍属の頃に口軽いって言われてただろ?」

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ネイト「フェリアは生きている 今もどこかで機械に繋がってる状態らしい おれは【助けると約束している】 …だから コイツは機械じゃない 1人の女の子だ 俺の大事なダチだ …その時が来たら 手伝って欲しいと言うかも知れねぇ …その時は…頼む」

『…』

フェリアは驚いたまま動かない

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