━茜島東部 海岸━

コックピットだけのエクザマクスが
半分溶けて砂に埋もれている

ガンという音と共に青髪の青年が外に出る

ネイト「いつつ……何とか終わったみたいだな…」

フェリア『…壊れちゃったね』

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Polaris「マスター、独自で解析を行ってましたが終わりました」
天飛「おっと、これはありがてぇ…で、どうだ?」
Polaris「あの機体…もといプロメテウスは周辺環境等からエネルギーを得ていると判断しました。おそらく専用の装甲、特殊なフレームの為かと」

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天飛「気を引くって言ってもな、どうすりゃいい…か…?」
天飛は何か違和感に気付いた
天飛「アイツ…というか増えたやつのオリジナルと思われる奴、俺がこの世界に来てから一度も動いてなくないか?」
Polaris「レーダーのログを確認します…あ、ほんとだ」

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天飛「急な用事は済ませた、あとはどうすれば…」
Polaris「指示が来ました!あの敵対象の気を引きましょう!」
天飛「承ったぁ!…」
Polaris「どうかしたんです…?」
天飛「いや、ちょっとな…あの青白スピナのやつが出てきたら最悪でしかないと思ってな」

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船内が大きく揺れる

その強い揺れにより
病室のネイトは目を覚ます

ネイト「…ッ!! なんだ!!」

フェリア『お兄ちゃん!!』

フェリアがネイトに抱きつく

ネイト「おおう!?」

いきなりの出来事で驚く https://t.co/ftrpDgWTNd

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地上であった出来事。
「なるほど…君がキャプテンの言ってたレオナ・レガート…確かにその雰囲気まんまアイツだな…」

「んえ…?てかおじさん誰なのさ?こっちは戦闘中だよ?」

「あぁ!?おじさんじゃない…お兄さんだ!!分かったか!?」

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マリア「…シーマ…私が弱いばかりに…」

クリス「近衛隊の務め…致し方ないのです…姫様、今は御学友と合流を!」

マリア「学友…結局あの後どちらに…」

「ネイトさん!ご無事ですか!」

気づけば、広域通信でそんな言葉を発していました。 https://t.co/S9l8nChyEU

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「フィーネ、一回戻るわよ。仕切り直しね。」
「はい、分かりました!」
「リズ?聞こえる?一回戻るから補給をお願いできる?」
「りょーかい!いつでも出来るよー!」

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ネイト「…行ったか」

『準備はいい?お兄ちゃん?』

ネイト「あぁ、勿論だ…」

ネイトは目ぼしい書類を素早くめくる

高次元のシステムを組める
高い知能を持つ彼にとって
書類を読み込むなど大した事ではなかった

https://t.co/E2JtQYW0ld

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『ー戦況は以上です。戦闘領域では学園の生徒達が敵機と応戦しています』

『参ったな...アインスや他の機体が出れないとなると...』

「隊長!ニューゼクスで行かせてください!」

「...駄目と言っても行くだろ?」

「はい!」

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レオナ・レガート
街外れの森林からの出撃

「街が妙に赤く光ってると思ったらそう言う事か〜…正面からやるのは苦手だから後ろを突かないとなぁ」

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研究開発部 開発ドック

ネイトは端末のデータを確認後
機体に乗り込む

ネイト「…いくぞフェリア」

『うん…わかった』

ネイト「さてと…予備機でどこまでやれるかな」

カスタマイズされた機体が倉庫から出撃する

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