企画展「 」(~6/12)で展示中の の《 》は、天保10(1839)年の春に京都の民衆の間で大流行した豊作祈願のための仮装踊りを描いた作品です。
熱狂的に踊る人々の中に、カタツムリや蛙、傘、大根などのユーモラスな仮装をした人々の姿が見えます。

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江戸時代のコスプレ⁉︎ ヒキガエル、アカハライモリ、貝を脱ぎ捨てんばかりのカタツムリ、踊りに囲まれ途方に暮れるサムライ…。天保の大飢饉を苦しみ抜いた人々は、思い思いの仮装で乱舞しました。元気をくれる作品!
(小澤華嶽《ちょうちょう踊り図屏風》江戸後期 部分)#若冲と京の美術

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