勇矢「そうですね…敢えて言うならば、アイバ課長にも春が来たのでしょう」

優奈「ワイルドアスロンの時も、楽しそうでしたからね」

ライト「ワイルドアスロン…話は聞いたが、よく楽しめる競技だった様だな」

優奈「うん。ライトもワイルドエリアに行ってみると良いよ」

ライト「機会があればな」

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勇矢「アイバ課長には、些か無理を強いてしまいました。我々が付いていながら、大変申し訳ありません」

一旦調理の手を止め、シホに向けて頭を下げる勇矢。

「今後はG5課の人員配置も見直されるそうなので、それでアイバ課長の負担を少しでも和らげる事が出来れば…と思っています」

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優奈「ゴウさん!」

勇矢「ログアウト処理後、アイバ課長を直ちに救急搬送!急いで下さい!」

保安部隊「はい!ストレッチャーを用意しろ!搬送先の確保も急げ!」

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静治「そのまま進め!アイバ・ゴウ!」

望「勝利は、すぐそこです!」

勇奈「(派手にぶちかませ!)」

優奈「ゴウさん!」

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静治「まだ上がありそうだな、厄介な…ん?」

カタカタカタ…

「(…大人しくしてろ)」

自分の懐で震える”何か”を抑え、ネメシスの様子を窺う静治。

「アイバ・ゴウ…その装備は射撃型だな?俺が奴を足止めする、確実に当てていけ」

ウイングマスターから手を離し、ネメシスに向けて降下する。

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静治「アイバ・ゴウが”力”なら、こっちは”技”だ。ガンガン行くぜ、狐ちゃん!」

地面を滑る様な機動でネメシスの射撃を回避。
ゴウの拳に続けて、二刀流でネメシスの脚部関節に目にも留まらぬ速度の連撃を放つ。

???〈(へえー…中々やるっすね、イレギュライズメモリを使ってないのに)〉

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ブレイディフォックスがレーザー砲とシールドを投げ捨て、二刀のソードを抜く。

「今のは伊烏警視長の言葉。そして…今から俺が言う事は、お前さんへの最終確認だ」

コアドライブガンダムと肩を並べ、ソードを構えて、ただ一言だけ問いを投げる。

「───付いてこれるか?アイバ・ゴウ」

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優奈達が再び〈サルベーション〉に戦いを挑む中、静治はゴウに向けて通信回線を開いていた。

静治「さて…ここからは共同戦線だ、アイバ・ゴウ。犯罪組織の相手は俺達の本分。協力しない理由は無い」

「ああ、それと…伊烏警視長から伝言だ。「過去を乗り越えて、前に進もう」だってさ」

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望「…全くもう、また美味しいタイミングで出て来るんですから」

勇矢「形成逆転…ですね。そうでしょう、優奈さん」

優奈「はい。もうこれ以上、〈サルベーション〉の好きにはさせません…!」

静治「ふーん…良い面構えになったじゃないの、アイバ・ゴウ」

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勇矢「警視庁から出向予定の大鳥警部からも、要請があれば協力すると連絡を受けています」

「アイバ課長は、父さ…伊烏警視長から話を聞いている様ですし。間違いは無いでしょう」

望「第二救出作戦の時は…その伊烏警視長が、警官隊に協力を呼び掛けてくれたんですよね?」

勇矢「ええ、そうです」

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静治「オリジン…ってのは、アイバ・ゴウとアイバ・シホがそうだったか?」

「先天的にイレギュライザー因子を持ち、メモリによって変質する奴等とは、一線を画した力を持っている存在…」

「そこから、後天的にイレギュライザー因子を適応させられる人間を探す…って発想に辿り着いたと」

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ちょっとここで君のアイバがよぎったんですごめんなさい素晴らしい3猫ありがとうございます

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宗様を描かせていただきました!!!!
素敵な企画に参加できて幸せです🥰
アイバちゃん企画運営ありがとう!!
そしてみんな素敵な絵をありがとう! https://t.co/ZXYJtA0vxA

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有理沙「いやホントに便利だね。導入の暁には、大いに働いてくれそうだ」

〈有理沙、アイバ・ゴウの身体データは、製作中の新たな”デヴァイザー”に使うのか?〉

「うむ、ゼノ君の専用デヴァイザーにね」

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勇矢「ふー…では、最後に一つ聞きましょうか」

ゴウとのやりとりを続けながら筋トレを続けていた勇矢が、トレーニングを止めてゴウと向き合う。

「アイバ課長。貴方の未熟さを指摘した人々は…未熟な貴方自身は…守るに値しない存在だと思いますか?」

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勇矢「(デスクワークが続いて身体が鈍っていたところですし、久しぶりにトレーニングでも…おや?)」

「アイバ課長、身体はもう大丈夫なのですか?」 https://t.co/wc7XQ9vxNZ

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ルビー「事件解決に協力した私の”ご主人様”曰く、アイバ課長が吹っ切れたお陰で助かった…との事ですが」

「組織的なゴタゴタはまだ続いている上、課長の回復にも時間が掛かるそうです」

「なので、アイバ課長が療養している内に体制の立て直しをして、G5課が動きやすくなる様にするらしいですね」

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有理沙「では、我々はそろそろ引き上げるとしようか。お大事に、ゴウ君」

信矢「あ、これはお見舞いのプリンな。冷蔵庫入れとくから、食べてくれや」

勇矢「今後ともよろしくお願いしますよ、アイバ課長」

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有理沙「うん?あい分かった、渡しておくよ」

信矢「ついでに、望くんにも何か差し入れするか」

勇矢「そうですね。無茶は褒められた事ではありませんが、アイバ課長が来るまで保安部隊を守ってくれましたし」

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