『私の20世紀』配信で初鑑賞。イルディコー・エニェディ監督。何て素晴らしい長編デビュー。モノクロでスタンダードの映像、モノラルでアフレコっぽい音響で、19世紀から20世紀のまさに映画の誕生と発展の時代をポエティックに駆け巡る。双子の姉妹とある男との運命やサスペンスが軸にあり物語もいい。

2 17

Hungarian Motion Picture Festivalの各賞が発表、Hajni Kis監督"Kulon falka"(2021年)が作品賞、「ストーリー・オブ・マイ・ワイフ」("A felesegem tortenete",2021年)のイルディコー・エニェディが監督賞に選ばれたようだ。(THR)

2 0

ずっと見れなかったイルディコー・エニェディ『私の20世紀』を下高井戸シネマにて。想像を絶する大傑作だったが、有料配信では見たがスクリーンは初めての『心と体と』に打ちのめされた。ラストは涙がとまらず席から立てなかった。映画を生業とする方、映画を志す方で未見の方死んでも見た方が良いです

6 21

『私の20世紀』試写。素晴らしかった。光陰と音の交響と調和。懐かしさの中に秘められたエジソンの憂鬱と戻れ得ぬ悲しみ。心と体、男性性と女性性、実像と鏡像。今なお映画によってすべての二元論を瓦解させ、相互扶助のもとに進化へ導かんとする監督イルディコー・エニェディの気宇壮大な意志に感服。

5 11