連続小説カルビくんの物語 第5焼

カルビたち釘付け
客男「一応、一応聞くんだけど…俺の子?」
客女「最低…いつもそう…奥さんとだって…」
客男「……」

じっと見つめるカルビたち

客男「ここじゃ何だから…行こっか…」

すごいの見たと
興奮するカルビくんたち

つづく

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連続小説カルビくんの物語 第4焼

カルビたちの目にうつったのは
何やら揉めているお客様

耳を傾けるカルビたち

客男「…それ、ほんと?...」
唇を噛み締め、頭を抱える

客女「えっ喜ばないの?」

重い空気が支配する客席に
ハイボールの氷の音が響く

つづく

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連続小説カルビくんの物語 第3焼

言葉で言われると
ヘラヘラすることしかできないカルビくん

カルビ「ギュ、牛肉に決まってるだろ!!」
ロース「ほらっ豚肉のやつらと同じ色っぽくない?」

ワナワナ震えるカルビくん

その時!

つづく

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連続小説
カルビくんの物語 第2焼

カルビ「たしかにみんなの脂みはピンク…」
ロース「カルビって俺たちと違う肉なんじゃね?」

ドキッ!なぜか心臓の鼓動が早まる、カルビ

何となく気付いていないフリしてたけど
うすうすは気付いていた事...

つづく

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