『クチュクチュバーン』/吉村萬壱

表題作、「人間離れ」ともに世界の悪意と暴力を不条理な化け物に仮託したアポカリプスもの。故に両者ではモンスターが出現するが期待していた奇想の趣はなく、有機/無機物のコラージュといった印象で、私には物足りなかった。


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2021年に読んで鮮烈だったのが、


連城三紀彦は初めて読んで、
美しさと切なさに素直に感動した。
クチュクチュバーンはイカれてる
ストーリーなんてない
万人にオススメしない
読んだら脳ミソがクチュクチュバーン

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吉村萬壱/クチュクチュバーン
未知のウイルスとの終わりの見えぬ戦いの日々で手探り状態の毎日を体験し続けている現在
ぶっ飛んでいるこの物語の世界(と人間)がそう遠くないように感じてしまった自分にハッとした(妙にリアルに思わせる作者の書く文章の力のせいなのか?)
オノマトペが凄い‼

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