金原ひとみ「ウルトラノーマル」、長島有里枝「テント日記/『縫うこと、着ること、語ること。』日記」(白水社)。自分の言葉で未来を立ち上げるということ。伊藤健介さんが「デザインする文学」のラストにふさわしい素敵な絵を描いてくれました。(カラー版とモノクロ版でコントラストが調整してある)

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【お仕事】
共同通信文芸時評「デザインする文学」第36回。筆:倉本さおり
”私たちは「他者」と出会うことの重みをあらゆる場面で問い直さねばならないのではないか”(本文より)
絵は書き手を主人公に、言葉よ自由であれかし。
倉本さんの、言葉は私たちにとって最小単位の力。というお話から着想。

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【お仕事】
共同通信文芸時評「デザインする文学」第34回。筆:倉本さおりさん
絵は本文中の”言葉をめぐる権力のゆがみと偏り”から着想して、言葉を奪われ・抑えつけられようとしている女性。抵抗し、逃げ出そうとしている様子。

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【お仕事】
共同通信文芸時評「デザインする文学」第31回。筆:倉本さおりさん
別室が見えない構造の集合住宅を描きました。集まっているようでそれぞれ繋がることのない暮らし。自己責任や個性の尊重と同様に、人々が連帯することも大切だと感じるこの頃です。
 

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【お仕事】
共同通信文芸時評「デザインする文学」第28回。筆:倉本さおりさん
私小説が取り上げられていることに添えて「世界を見て私を見る・私を見て世界を見る」そんな絵を作りました。
小説中の「私」が誰なのか、で読み手の感触が変わるのは面白いです。

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【お仕事】
共同通信文芸時評「デザインする文学」第23回。筆:倉本さおりさん
今回の絵は、”お前も仲間に入れてやるよ〜”の気持ち悪さについて。
原稿冒頭で紹介されている「差別はたいてい悪意のない人がする」(キム・ジヘ)のタイトルの鋭さ!

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ちなみに「デザインする文学」にはイラストレーターの伊藤健介さんが毎回のテーマに合わせてこんなに素晴らしい作品を寄せてくれるのです。原稿を書く前に私が伝えたイメージから伊藤さんが絵を描き、そこから記事がアップされて初めてお互いの仕事と対面するのですが……いつも想像以上すぎて泣く😂

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【お仕事】
共同通信の文芸時評「デザインする文学」第15回。筆:倉本さおりさん

絵のタイトルは”怪物はどっち?”。

周りの人は少し変だけど私は普通の人だもん。って思っている私が周りからは異物に見える。「普通」って、日本ではかなり力のある言葉だけど実態はスカスカの空っぽだと思う。

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イラストレーターズ通信に作品アップしました。
デザインする文学6〜9回分です。

https://t.co/rtFFP8UtjI

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【お仕事】
共同通信の文芸時評「デザインする文学」第10回。筆:倉本さおりさん
読んでいて実際に胸が苦しくなる、痛みを感じる、お腹が減る、そういう効能を持つ文章ってあります。
身体は自分のものでありながら、信頼できない相棒。うまく付き合っていきたいものです。
BGMは“Physical“

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【お仕事】
共同通信の文芸時評「デザインする文学」第7回。筆:倉本さおりさん
ふとしたはずみで、「それまで当たり前だった景色の天地がくるっと翻るような感覚に陥ることがある」
基本この連載は僕と倉本さんの原稿はお互い仕上がりを見ずに進行。今回は運良く前文とぴったりな挿画になりました。

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【お仕事】
共同通信の文芸時評「デザインする文学」第6回。筆:倉本さおりさん
読書は基本的には孤独な営みですが、一瞬でも周りからの圧力から読者を守ってくれる効能がある、あって欲しいという願いも込めての表現です。
新聞紙面提供は藤枝在住の母ちゃんです。

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イラストレーターズ通信に作品をアップしました。共同通信の文芸時評「デザインする文学」4月からの4つ。

https://t.co/rtFFP8UtjI

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【お仕事】
共同通信の文芸時評「デザインする文学」第4回。筆:倉本さおりさん
若い頃は人格を使い分けることを軽蔑していたものですが、それがむしろ自然で精神衛生上よいという説を知って納得しました。とはいえ望まない役柄を演じ続けるのは負担だし、もしも演じていることに無自覚だったとしたら…

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【お仕事】
4月から共同通信の文芸時評「デザインする文学」に挿画提供しています。執筆は倉本さおりさん。奇しくもコロナ禍で家にいる時間が長くなる時期。自由な外出ができずつい落ち込んでしまいそうですが、読書体験が気持ちを刺激したり温めたりしてくれますように。

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