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「し、司令…」
恐慌状態のルクレツァが掠れた声で、今にも泣き壊れそうな精神を繋ぎ止める
『私と彼女の時間を邪魔しないdーー』
「ラリー」
言い終わるよりも先に部下の名を口にするトビアス
「やれ」
ただ一言を発する
「ーーーーー」
奥の手を使うときがきた
『私らにとって人間の身体もEXMもひとつの【入れ物】でしかないって事さ』
モニターにジェーンの姿が写る
『ジェーンさん⁉️無事だったんですね‼️』
司令部の被害を通信で把握していたラリーが叫ぶ
『無事とは言い難い状況ですが…何とか復旧にこぎ着けましたよ…』
ボロボロのトビアスが写る
@AyaCsda 「どうしたんですか⁉️トビアスさん⁉️」
司令部で悲惨な事が起こっているらしい、ラリーが叫ぶ
『状況を直ぐ様判断し適切な行動に移る…優秀な方々というのは実に難儀ですねぇ?』
相手の行動を見据え、事前に幾つもの仕掛けを用意していたらしい
『やりたい事を潰されるのは辛いですよねぇ?』
@AyaCsda 『おや、司令部とのデータリンクを切りましたか』
ーそれは【危ない】ですねぇ?
司令部
「くぅ…死体に爆弾を仕組んでいたとは…」
超小型の爆弾が仕込まれていたオルフェスの死体
それが処理の最中に爆発したのだった
ドゴーン
「今度は何事ですか❗」
トビアスが叫ぶ
@89hCzIKiS5m1uRI 「奥の手は…あるにはあります…ですが、敵の数を減らす必要があります…だから…」
隣にいるルクレツァを見る
「ゴメンナサイ…ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…」
恐怖に支配されている
「あの卑劣漢を丸裸にしてください❗」
トビアスが敵の撃破を指示する
@woodenstickforp 「有効打になるか解りませんが…有るにはあります…」
指揮官のトビアスが告げる
「ただ、その為には敵の数を減らす必要があります…可能な限り敵の戦力を削いでください‼️」
@AyaCsda 「…【奥の手】はありますが…私個人としては、無理強いはさせたくないのですが…」
歯切れの悪いトビアス
「兎に角、奴を倒すためには取り巻きを減らす必要があります…可能な限り、敵の間引きを御願いします‼️」
#30MM
#引用RT15回以上で敵リーダー機撃破
【トビアス】
マクシオンからの情報提供者だったオルフェスは、アルゴス同盟の協力者でした
彼は我々をこのコロニーに留まらせあわよくば私兵として操ろうとしております
我々に彼の享楽に付き合う余裕はありません、彼を倒しこのコロニーから脱出しましょう https://t.co/727iaEOshm
「あれは…角付のEXM達が使ってたハッキング能力‼️
そうか…あれがオリジナルの力ですか‼️」
金色のEXMの力に驚愕し、理解を得たトビアス
「あのEXMは…」
金色のEXMによって操られる一機のシエルノヴァタイプに目を向ける
「あれは確か…本国の方で開発されてるEXMの筈だ…何故あそこにある⁉️」
「ルクレツァ…大丈夫ですか…⁉️」
様子がおかしいルクレツァの様態を気にするトビアス
『懐かしいでしょう…貴女を使役する為に使っていたこの体…思いだしましたか?』
【木偶人形】のルクレツァ?
「ヒィ,イイ,イイイアアアアアア…」
両手で頭を押さえその場で縮こまるルクレツァ
「な、なんだあれは…⁉️」
モニター越しに異常な光景が映り驚愕するグレイソン
「…ジェーンさん、あのEXMは?」
マクシオンに縁の深いトビアスがジェーンに確認をとる
「あれは【教皇騎士団機】、教皇に支える親衛隊連中が駆る録でもないガラクタだ…」
ジェーンが金色のEXMについて語る
『トビアスさん、もうすぐゲートが開くとの事です』
司令部に現地の様子を報告するラリーの言葉が伝わる
「…まぁ、そういった騒ぎが原因で此方としても面倒事になって来ましたので、彼等に預けたモノを回収する事にしました」
「預けたモノって…待て、アンタさっきから話してる内容はまさか…」
「コロニー監理局の局長もアルゴス同盟の関係者だった…」
オレフェスの情報にトビアスも戦慄する
「そして武装蜂起による大きな動乱の果て、レオン=エルドリッジがある計画を探っているという話も出ました」
「ある計画…?」
【ジェミニ計画】
「EXMに関する計画らしいですが詳細は不明です」
オルフェスの口振りに疑問を感じたトビアスが問い詰める
「……ああ、そういえば皆さんへの情報提供がまだでしたね」
思い出したかのようにオルフェスは語りだす
「アルゴス同盟と名乗る彼ら…武装蜂起はただの建前でしかなく、その行動目的は『新兵器の実戦運用のデモンストレーション』でした」