# 読了

【短編小説】#読了
芥川龍之介「羅生門」

羅生門の下で雨やみを待っていた下人が見たのは、屍骸の髪の毛を一本ずつ抜いている老婆。
「悪い事とは思わぬぞよ。せねば、饑死をするじゃて」
「では、己が引剥をしようと恨むまいな」
人間の本性を垣間見た気がします。

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