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竹久夢二はモダンなイラストで、西洋音楽の楽譜表紙絵を数多く飾りましたが、自身の好きな音楽は「三味線にてうたう日本の唄」でした。
夢二が描く美人画は、三味線を弾く姿も多く残されています。しっとりとした女性のたたずまいからは、爪弾きの音色が聴こえてきそうです。
#休館日も夢二
6月3日は、作家・高見澤潤子の誕生日。
当館に寄贈され、今春初公開した竹久夢二の日本画「サーカス」は、潤子の夫で漫画家の田河水泡が旧蔵。
田河が、夢二の息子から本作を「快くその場で買い取った」こと等、二人の繋がりがうかがえるエピソードを、潤子はエッセイに残しました。
#休館日も夢二
竹久夢二が描く動物といえば、黒猫のイメージが強いですが、こちらの『クロネコ』は〈カフェ・クロネコ〉発行の雑誌で、夢二が表紙絵を描きました。
テーブルに薔薇(花の中央に目!!)が一輪置かれ、
カーテン越しの窓から謎めいた目が……
題字のレタリングも、モダンでお洒落です☆
#休館日も夢二
5月15日の誕生花は〈ドクダミ〉、花言葉は「白い追憶」「野生」です。
竹久夢二は身近な植物であるドクダミを好み、図案のモチーフにすることも。
日本画「鴨東の夏」で夢二が絵筆をとった、舞妓の帯に注目!
帯の柄はドクダミ。浅葱色の着物を引き立て、清楚で上品な印象です。
#休館日も夢二