『とんかつ大将』52年。飲み屋の女将の不良の弟を諭す。出征の時、約束を交わしたものの、親友と結婚していた女性との再会。長屋の取り壊しと女医との対立。様々な問題に立ち向かう医師の佐野周二の潔癖さ。飄々とした友人の三井弘次。繊細かつ濃密な画面の佇まいが見事です。#1日1本オススメ映画

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「非行少女ヨーコ」④その他に岡田英次、大坂志郎、佐野周二、戸浦六宏、中北千枝子とベテランがぞろぞろ。中でもおかしいのがカメオの寺山修司。それを言っちゃあおしまいよな台詞を呟く。

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原節子の映画の最も美しいシーン4.

「お嬢さん乾杯」…不幸が女優を美しくする。長年の持論。不幸が女優に憂いや悲しみを与え、冴え冴えとした美しさを作り出す。原節子は薄幸なヒロイン…佐野周二が原節子の家を訪ね…没落してゆく華族のお嬢さんには、原節子自身の敗戦の悲しみが反映(川本三郎)。

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『凛たる人生』2.香川京子は憧れの原節子に、「最近、木下恵介監督の「お嬢さん乾杯」を見直したんですが、佐野周二さんが何かおっしゃったときに、それに反応するちょっとした目の動きがとても細かくて、すごいなあと思いました。目の僅かな動き、それ一つで感情を表していらっしゃる。
つづく。

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