【大伴書持 20歳頃】

御苑生(みそのふ)の
百木(ももき)の梅の
散る花の
天(あめ)に飛びあがり
雪と降りけむ

大伴宿禰書持
(巻第17・3906)

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「兄上、今年も萩が咲きました!」

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長き夜を
独りや寝むと
君が言へば
過ぎにし人の
思ほゆらくに
(巻第三・463)

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