【血染めの感状】
第四次川中島合戦の直後の九月十三日に上杉政虎は 中条越前守(藤資か)、色部修理進(勝長)、安田治部少輔(長秀か)、垂水源二郎、松本大学助(忠繁か)へ感状を発給した。これらは一族の犠牲とその活躍を忘れまいとするもので、"血染めの感状"と呼ばれた

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【柿崎景家】
上杉家中きっての功臣。府中で奉行を務めたり本庄繁長の乱に参陣したりするなど、多方面で活躍する。越相同盟の折には息子を人質として後北条氏に送っており、その信頼ぶりと交渉能力がうかがえる。川中島の戦いでは先鋒を務めたらしい。

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【本田右近允】
謙信の馬廻。永禄四年の川中島合戦で落馬した政虎を救出し、合戦の後に感状を賜る。謙信から見舞いのお手紙が届くなど、謙信との関係が深い。

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【永禄四年九月十日・第四次川中島合戦】
上杉創作第1作 外伝
「第四次川中島合戦 ある男の最期」
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