よく考えたらこの頃もう東ローマしか残ってないじゃん。
で、調べたら東ローマも引き続き「大秦」呼びだったんね。

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たぶんこれは2013年に出版された洋書の和訳でしょう。エトルリアとか王政から東ローマ、さらには海軍までカバーしているし、ガリアもゲルマニアもブリタンニアもあって良いのですが、パルティアとダキアがあんまりで困った記憶があります。それで困る奴も21世紀にそうはいないでしょうが。

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地形の名称は、地勢(山脈、海岸線)だけじゃなくて文化圏とも密接につながるから、ユーラシア大陸・古代ローマ帝国最大版図(除く東ローマ帝国)及びその周辺を「エウロペ(ヨーロッパ)」とした、ってのはありそう。
これ以上はおしえて、えらい人って感じかな。

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13世紀、第四回十字軍到来後に生まれた帝国たち!

最終的にはコンスタンティノープルを取り戻したニカイア帝国が正統な「東ローマ帝国」の地位を獲得します。…が、最も長く国家として存続したのはトレビゾンド帝国でした。
みなさんはどの帝国推しですか?

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「ラテン帝国」に反対運動を行う亡命帝国たち!

第四回十字軍が帝都を占拠すると、東ローマ帝国に元からいた貴族たちは各地に避難し、亡命政権を樹立しました。また、ヴェネツィアのライバル商都であるジェノヴァも、この運動に協賛することになります。

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もとの東ローマ帝国さんの擬人化デザインはこちら。

「ラテン帝国」というのはあくまでも反対派から付けられた綽名。十字軍サイドから見れば、『帝国を滅ぼして新しい国を作った』というより、『帝国を受け継いで自分好みにリフォームした』という意識の方が強かったと思われます。

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大災厄の十字軍国家、ラテン帝国!
第四回十字軍が東ローマ帝国政府を乗っ取ったもの。帝国領の大半を十字軍参加者に切り分け、ヨーロッパ風の封建支配を強行したために、現地の人々からは「ラテン人(=野蛮な西欧人)の帝国」と蔑まれました。

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十字軍の暴走に乗じて帝国に乗り込んだヴェネツィアは、東ローマ帝国領からクレタ島などの経済的要地を根こそぎ接収し、帝都での交易独占権を獲得するなど、空前の利益を得ました。
サン=マルコ聖堂にある馬の像は、この時のどさくさに紛れて強奪したものです。(今あるものはレプリカ)

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最も高貴な都市共和国、ヴェネツィア!
東ローマ帝国と提携し、イスラーム世界との交易で栄えた北イタリアの商都。しかし、十字軍遠征によって他の都市にシェアを脅かされると軍拡路線へ舵を切り、第四回十字軍を唆して東ローマ帝国に手をかけることに…。

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第4回十字軍を4コマ漫画で!

聖地までの陸路を管轄している東ローマ帝国との関係悪化により、第3回十字軍から海路を利用するようになった十字軍遠征。海上輸送を担ったのは、主に東方交易で栄えるヴェネツィアなど沿海都市の商船団でしたが…。

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第一回十字軍で建設された十字軍国家たち!
東ローマ帝国軍が退却したのを、「聖地を譲渡する」という意思表示だと思い込んだ十字軍が征服地に堂々と建国。当然そんなはずはなく、イスラーム教徒ばかりか東ローマ帝国まで敵に回してしまう原因となりました。

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叙任権闘争の裏側で、第一回十字軍出動!
持ち駒が増えればラッキー♪と気軽に援軍要請した東ローマ帝国のもとにやってきたのは、''聖戦''に燃える大軍団でした。当然、イスラーム教勢力との戦いに対する想いはすれ違うわけで…。

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教皇庁内戦で一人勝ちしたノルマン人お手製の国家、ノルマン=シチリア王国!
世界史の教科書では一瞬しか出てきませんが、キリスト教世界とイスラーム教世界を結ぶ地中海の交易ターミナルとして大発展し、東ローマ帝国を脅かすほどのパワーを持っていました。

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第一次ブルガリア帝国さん!

東からやってきた遊牧民がバルカン半島に住み着いて農耕民と融合した国家を築く…という王道パターン。「帝国」という国号を平気で名乗り、東ローマ帝国やローマ教皇庁からも公認を得てしまう天下無双ぶりで知られます。

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先日のイラストで登場した、カロリング帝国さん!

カロリング家のもと勢力拡大を続けていたフランク王国さんが、その覇権を宗教面で支える教皇庁の策謀で「帝国」の衣を被せられた姿。
そのせいで東ローマ帝国さんと険悪になりますが、のちに和解しました。

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紀元8~9世紀の地中海世界!

政敵排除という目的のもと、一心同体となったカロリング家とローマ教皇庁。ついには西方帝国の建設を宣言して、東ローマ帝国と合法的に決別!?
ここにオリエントから切り離された西欧の歴史が始まる…という人もいます。

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ササン朝ペルシアに関しては、東ローマとの大戦争とイスラーム教団の勃興がセットで起こってしまったのが不運でしたね…。どちらか一方ならば、まだ再興の余地はあったかもしれません。

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2023.11.23 新刊案内です!

「幻創千年帝国ビュザンティオン」
カルデアのマスター藤丸立香とサーヴァント・コンスタンティノス11世が生き残った東ローマ帝国を滅ぼしに行く話

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紀元7世紀~8世紀半ばの地中海勢力図!

アヴァール・東ローマ・ササン朝という三帝国がオリエント大戦で疲弊した隙に、ウマイヤ家の指導下にあるイスラーム教勢力が急成長。動乱の中で、教皇庁は鞍替えの決意を固めていきます。

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オリエント大戦(紀元602~628年)!

アヴァール到来に伴う因果律の乱れが一点に収束し、東ローマ帝国とササン朝ペルシアという二大帝国の最終戦争が勃発!アヴァールも巻き込んで、互いに帝都を焦がし合う機動戦が繰り広げられます!
その結末とは…!?

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