# 読了

【短編小説】#読了
芦沢央「神の悪手」

三段リーグの最終局。棋士になれるかどうかを分ける一局。啓一の対局相手は、天才の宮内。
「あの棋譜」と同じだ。神は自分に味方している。宮内の投了で終局し、アリバイを手に入れる……
盤上から響く駒の音は、もっと美しいはずなのに。

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