『山中や菊はたおらぬ湯の匂』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第42回
名湯山中温泉。この絵の為の取材に私が同行した時は時間がなく温泉には入れなくて残念な思いをしました。

 

1 14

『石山の石より白し秋の風』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第41回
イラストの風景は山中温泉に向かう途中の那谷寺の奇岩遊仙境。本当はここに曾良は同行していない。
暑さ寒さも彼岸まで。だいぶ涼しくなってくる季節を感じさせる一句。

 

0 8

『むざんやな甲の下のきりぎりす』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第40回
イラストにあるのは小松市の多太神社にある石造りの甲。一瞬写真かと思いきや、描き込んでるなー😆

 

2 15

『しほらしき名や小松吹萩すゝき』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第39回
芭蕉留杖の地、本折日吉神社での構図。芭蕉も曾良も、しほらしく?描かれています。

 

0 12

『秋涼し手毎にむけや瓜茄子』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第37回
前回の悲しい句とは打って変わって楽しげ。
実は同じ句会で詠んだそう。
ギャップすご😅

 

1 11

『塚も動けわが泣く声は秋の風』 
バタバタしてて更新忘れてた😅
沖山潤漫画展「奥の細道」第36回
知人を亡くした悲しみにくれる芭蕉さん。

 

0 12

『一家に遊女もねたり萩と月』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第34回
様々な憶測を呼ぶこの句。宿の隣に居合わせた遊女達を冷たく突き放したと言ってる芭蕉さん。
でもやっぱり旅は楽しい思い出のがいいよね😆
 

0 15

『荒海や佐渡によこたふ天河』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第33回
旧暦七夕の夜に句会で詠まれた句。
しかしこの日の夜は大雨で本当は天の川は見えなかったとか。
せめて絵の中では見事な景色を芭蕉さんたちに😆
 

1 13

『暑き日を海にいれたり最上川』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第29回
壮大な最上川が太陽を沈めていくという発想。
ごはんの時間も忘れ、そんな雄大な光景に浸っている芭蕉さんでしたとさ。
 

1 14

『有難や雪をかほらす南谷』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第24回
夏真っ盛りに涼しさを感じるなんて羨ましい場所です。とはいえイラストにある三山神社の石段は2446段!軽快に登ろうとする松尾芭蕉さん(46)はやはり並の人間ではない?😅
 

1 17

『五月雨をあつめて早し最上川』 
沖山潤漫画展「奥の細道」第23回
急な雨で河川が危険なほど水かさが増す昨今ですが、芭蕉の時代もそういったことはあったようで、最上川で船下りをしていた芭蕉さん達は怖い思いをしたようです。
 

1 11

沖山潤漫画展「奥の細道」第21回
『まゆはきを俤にして紅粉の花』
芭蕉には内縁の妻がいたとされていますが、詳細は分かっていません。度々女性への視点で詠む句には芭蕉が愛した人へのおもかげを抱いているのかもしれません。
 

0 12

沖山潤漫画展「奥の細道」第19回
『涼しさを我宿にしてねまる也』
山形県の尾花沢まで来た芭蕉。よっぽど前回の宿が堪えたのか、清風さんのもてなしが気に入ったのか10連泊もしてしまった😅イラストの二人は涼しそうでいいな😏
 

1 12

沖山潤漫画展「奥の細道」第17回
『五月雨の降り残してや光堂』
平泉の中尊寺金色堂。前回で「夏草や兵どもが夢の跡」と詠んだ芭蕉も、この世界遺産の保存状態には感心しきりのようです。

 

1 14

沖山潤漫画展「奥の細道」第12回
『笈も太刀も五月に飾れ紙幟』
福島市飯坂町にある医王寺に訪れた芭蕉一行。ここでは聞くも涙語るも涙、源義経に仕えた兄弟とその家族の話を聞き「エモッ!」となっての一句。

0 11

沖山潤漫画展「奥の細道」第10回
『世の人の見付けぬ花や軒の栗』
須賀川の可伸という僧に詠んだ句。イラストの家はその可伸庵跡。
いずれ実になる栗の花に想像を膨らませる芭蕉さん😆

0 13

沖山潤漫画展「奥の細道」第9回
『風流の初やおくの田植うた』
ついに白河の関を抜けた芭蕉一行。
奥州路に入った記念で一句。
田植えの際の歌声を聞きながら奥の細道の旅も盛り上がってまいりました😊

1 15

沖山潤漫画展「奥の細道」第7回
『野を横に馬牽向けよほととぎす』
黒羽から殺生石への道すがら馬子に乞われて詠んだ句。
沖山潤あるある→芭蕉さん以外の登場人物は動物化されがち😆

2 13

沖山潤漫画展「奥の細道」第4回
『暫時は滝に籠るや夏の初』
本日も暑い初夏の一日でした。
日光二日目。裏見の滝というのは華厳の滝や竜頭の滝と比べてあまりメジャーではないのですが涼むのは持ってこいでしょうね😆

1 12

沖山潤漫画展「まんが落語の世界」
その50 「紺屋高尾」
最終回は江戸時代ラブドリームの一席。この噺は演者により演題も変わり、古今亭は「幾代餅」、春風亭は「搗屋無間」となる。女流噺家に演じて欲しい噺。
ちなみに背景にあるのは吉原大門のアーチ部分。

1 19