『エドワード・ターナー3部作』は18世紀ロンドンの解剖教室(違法)に現れた謎の死体を調査するところから始まり、1人の青年と彼を取り巻く事件、人々の悲喜交々、壮大な歴史に溢れた一生を描く物語
ミステリでありつつ大河のような読み口の傑作です。皆川作品入門に是非!

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『恋紅』皆川博子 様
春陽堂書店様より発売中です
装画描かせていただきました

企画は日下三蔵様
お声かけて頂きありがとうございました

桜咲く日も間近
ぜひ手に取って頂きたい一冊
よろしくお願いいたします

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皆川博子「薔薇密室」#読了
物語を必要とするのは、不幸な人間だ。ヨハンネス・アイスラーの一文を巻頭に掲げた本作は、ある「物語」を軸として登場人物達の記憶と感情がないまぜになり、戦争という大状況をも織り込んでゆく。誰が書いたのかをめぐるミステリではあるが、選ばれた読者は既に共犯者だ。

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『皆川博子随筆精華Ⅲ 書物の森の思い出』を「Fragments」という小冊子とともに戴いた。皆川さんの手にかかると途端に言の葉は色づき、紅葉し、舞い散り降りしきる不思議。

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抱いた竪琴に頭をもたせかけ、女は眠っているように見える。それとも、糸の切れた楽器が奏でる、他者には聴こえぬ楽の音に身を委ねているのだろうか。身にまとった羅衣の繊細な皺は、女の全身をひしひしと縛る糸のようでもある。(皆川博子『蝶』より「妙に清らの」文芸春秋) https://t.co/92jxB0j4JO

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吉井由吉、松村圭一郎、穂村弘、保坂正康、武田砂鉄、石井ゆかり、鷲田清一、皆川博子、三戸部功、池上規公子、稲垣諭、稲葉敏郎、小原晩、九段理江、筒井晴香、戸谷洋志、長瀬海、森山恵、山下澄人 https://t.co/gWscG1Mmrm

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小説集『無垢なる花たちのためのユートピア』、待ちに待った書影が公開されました! とっても素敵でしょ。装画は山田緑さん、装幀は柳川貴代さん、帯文は皆川博子さんです(ありがとうございます!)。手元に届いたらカバーを広げて見てほしいです。
https://t.co/LuAUHeZLvU

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窓の向こうに片割れ月が昇る夜更け、透き通る卵から霧か煙のような生き物が生まれる。手招いた主人公はその生き物にカイニールセンの絵による「人魚姫」を広げ見せ読んであげる。
するとその生き物は次第に絵と同じような人魚になっていく。

皆川博子「水族図書館」より

伊豫田晃一/Mermoon月の人魚

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Mermoon 月の人魚 / Mercomet 彗星魚

『辺境図書館』『彗星図書館』口絵の油彩画版
皆川博子オマージュ展にて水彩画版と共に展示致します
特別展示:『鳥少年』『結ぶ』『クロコダイル路地』装画挿絵他

2022年2月19日(土)~ 27(日)
東中野 silent music
https://t.co/SzKASgmMP2

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皆川博子 オマージュ展
Fragments of Paraselene

2.19-2.27 / 13:00-19:00
東中野 [silent music]

浅野信二
伊豫田晃一
佳嶋
豊永侑希
日香里

柳川貴代(Fragment 兎影館)
協力:河出書房新社

小冊子と絵画は通販も対応させて頂きます。
詳細はこちらよりどうぞ。
https://t.co/S7zb1kAhUt

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うっわ懐かしいの見つけた。なんで描いたんだっけ…なんだろ???八年前の私なにはまってたんだろ…あ、皆川博子せんせいか??

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\「文藝」春季号発売/電子版21日💻宇佐見りん芥川賞受賞第一作「くるまの娘」🚙児玉雨子新作中編🤱特集「母の娘」水上文、伊藤比呂美×金原ひとみ、西加奈子、島本理生、水村美苗、イ・ラン、はらだ有彩💃【新連載】皆川博子、桜庭一樹、島本理生+岩崎渉🕵️‍♀️今年も風雲急を告げまくる89年目の文芸誌❣️

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抱いた竪琴に頭をもたせかけ、女は眠っているように見える。それとも、糸の切れた楽器が奏でる、他者には聴こえぬ楽の音に身を委ねているのだろうか。身にまとった羅衣の繊細な皺は、女の全身をひしひしと縛る糸のようでもある。(皆川博子『蝶』より「妙に清らの」文芸春秋) https://t.co/92jxB0j4JO

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【FA】総統の子ら|皆川博子

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【FA】双頭のバビロン|皆川博子

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『少女外道』皆川博子

美しい情景描写に紛れて驚くようなことが淡々と書かれているので、一瞬なにが起こったのか分からなくなりページを戻して読み返す、ということを何度か繰り返した。そして読後のなんともいえない余韻。

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『皆川博子随筆精華 書物の森を旅して』をまた読む。勿体ない勿体ない……と思いながら魅了されて一度通して読んでしまってから、あまりに鮮烈に心に残った箇所を(幾つもあるのだけれど)何度か再読。内容自体も全て素敵だが、人柄と作家魂と審美眼が織りなす日本語ならではの文章の魅力が半端ない😌

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抱いた竪琴に頭をもたせかけ、女は眠っているように見える。それとも、糸の切れた楽器が奏でる、他者には聴こえぬ楽の音に身を委ねているのだろうか。身にまとった羅衣の繊細な皺は、女の全身をひしひしと縛る糸のようでもある。(皆川博子『蝶』より「妙に清らの」文芸春秋) https://t.co/92jxB0AFBm

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